【短期連載インタビュー 最終回】wyseが語る第四期「求め合いながら、輝き続けながら進んでいきたい」

■ちゃんと僕らはここに立ってます
■ここから全力で走りますよ

──2019年の充電期間とはまた別種のものだったんでしょうか？

TAKUMA：やっぱりコロナ禍というのは決して小さな要因ではないですよね。月森も「ステージに立ちたい」ってたびたび言っていたけど、コロナ禍でなかなか思うように進まない状況で、今言ったような気持ちが月森の中でもどんどん膨らんでいったのかもしれない。最初はバラバラだった各自の想いも月日の中で、僕らなりのスタイルで重なり出したのが良かったのかもしれないですね。

MORI：今後については思い描いているものもありますし、目指しているものもあります。でもまずは、初日5月20日の幕が開いて、翌日の21日を2日間の流れでしっかりと完結させてからだと思っています。新鮮な気持ちで第四期に向かえるのは、活動を止めた期間があったからだろうし、今回も「ここから始まったのはいい形だったな」と結果的に言えるような未来にしたいですね。「もう一回、歩き出そう」と言った最初の答えを出す2日間だと思うし、僕らも100%で臨むけれど、僕らの想像を超えるプラスの力をくれるのは会場のみなさんであって、その場にいる人たちからしか得られないものだと思う。だから、「ちゃんと僕らはここに立ってます。ここから全力で走りますよ」っていうライブをやるので観て欲しいし、いろいろな人たちにそのことを伝えてほしいですね。


HIRO：第四期もやるか、やらないかですよ（笑）。4人揃って意志を確認というわけではなくて、それぞれで「どうする？」みたいな話をして「やろうか」ってなった流れです。やるからには死ぬほど最高なステージを届けないといけないので、新宿BLAZEに向けて全精力を注いでいく感じですね。さっきTAKUMAが「今までいろいろあったけど、ここからまた一旦ゼロにして」って言ってましたけど、「新たにwyseというバンドを結成しました！」ぐらいのライブができたらいいですね。

──それはライブタイトル＜wyse Live 2023「Clear Sky」＞とも関係しているんですか？

HIRO：うん。そうかもしれない。

──＜Clear Sky＞ってwyseらしいタイトルだなと思ったんですよね。

TAKUMA：ありがとうございます。ただその辺りについてなど、語りたいことはたくさんあるんですが、まだ語れない、語らないほうがいいこともあるのでね。それらも含めてまずは初日の5月20日、2日目の5月21日のステージで、ライブで、僕らはそのすべてをメッセージしたいと思います。当日は、月森がセンターでwyseの行先をしっかりと示しますので、ぜひ今回は特に、会場に会いに来てください。


取材・文◎山本弘子



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