スキッド・ロウ「キッスのフェアウェル・ツアー両方に参加するのは俺らのみ」
Photo: Chuck Arlund
この夏ヨーロッパで開催されるキッスのフェアウェル・ツアー<End Of The Road>に参加するスキッド・ロウのメンバーたちが、その喜びを語った。彼らは、キッスが2000~2001年に開催したフェアウェル・ツアーでもオープニング・アクトを務めていた。
◆スキッド・ロウ画像
ベーシストのレイチェル・ボランは、米デトロイトのラジオ局WRIFのインタビューで、こう話した。「キッスのこの先のツアーに参加するって知ったとき、俺の中にいる12歳のガキが大興奮してたよ。再びな。俺ら多分、彼らのフェアウェル・ツアー両方でプレイしたって言える唯一のバンドだ(笑)。でも、彼らとツアーに出るなんて、ワクワクするよ。とくにジーン・シモンズとね。彼は、俺がそもそもベースを手にしたきっかけだ。俺がベースとは何なのか学ぶようになったのは、彼が原因だ。こんなこと頼まれるなんて、すごく嬉しいよ。彼らの公演は残すとこ50で、そのかなりの部分に参加できるなんて信じられない。本当にクールだ」
ギタリストのデイヴ“スネイク”セイボは、1977年12月にニューヨークで開かれたキッスの公演を観て「人生が完全に変わった」という。「会場に入ったときと出たときとでは、俺は全く違う人間だった。自分が目にしたものに、ぶっ飛んでた。俺の人生で最もクレイジーな体験だった。とくに13歳のガキにはね」
キッスは4月に南米で2023年のツアーを再開。その後、ヨーロッパと北米を周り、<End Of The Road>ツアーはとうとう12月1、2日、ニューヨーク(マディソン・スクエア・ガーデン)の公演で終わりを迎える。
スキッド・ロウはキッスのツアーに合流する前、5月に来日し、大阪(24日)と東京(26日)で、ヴォーカリストにエリック・グロンウォールを迎えた新ラインナップで初の日本公演を開く。
Ako Suzuki
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