ブライアン・メイ、スラッシュ・メタルの元祖と表されることに「どうだろね」
Photo by Xavier Vila (C)Miracle Productions LLP
ブライアン・メイが、クイーンのサード・アルバム『Sheer Heart Attack』(1974年)に収録された楽曲「Stone Cold Crazy」について振り返った。同曲はスラッシュ・メタルの起源と表されることもあるが、ブライアンは、そう自負しているわけではないそうだ。
◆クイーン動画、画像
ブライアンは『Total Guitar』のインタビューで、「Stone Cold Crazy」についてこう語った。「あの曲は歴史が古いんだ。僕らがプレイした最初の曲の一つだ。だから、サード・アルバムまで収録していなかったのは面白いね。僕ら、初期のギグでプレイしていたと思うよ。フレディ(・マーキュリー)が、彼の昔のバンドと一緒に歌詞を書いたんだ。オリジナルのリフは全く違ったものだった。“Tear It Up”にあるようなリフだったよ。だから、オリジナル・ヴァージョンの“Stone Cold Crazy”は当時どこにでもあるようなサウンドだった。のんびりしたリフだったね。あんなペースではなかった」
「でも、僕はこう思ったんだ。熱狂的な歌詞なんだから、音楽もそうであるべきだって。それで、あのリフを入れたんだ。スラッシュ・メタルの誕生だとか、言われてる! 僕はそれについてはわからないな。でも、あのペースの演奏は当時は独自だった」「僕ら、あの曲を真剣に考えていなかったから、多分、サード・アルバムまで収録しなかったんだ。でも、ナイスでヘヴィだ」
「Stone Cold Crazy」は70年代、シングル・カットされることはなかったが、メタリカが1990年にカヴァーし、第33回グラミー賞の最優秀メタル・パフォーマンスを受賞したことで再注目された。
Ako Suzuki
ブライアン・メイが、クイーンのサード・アルバム『Sheer Heart Attack』(1974年)に収録された楽曲「Stone Cold Crazy」について振り返った。同曲はスラッシュ・メタルの起源と表されることもあるが、ブライアンは、そう自負しているわけではないそうだ。
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ブライアンは『Total Guitar』のインタビューで、「Stone Cold Crazy」についてこう語った。「あの曲は歴史が古いんだ。僕らがプレイした最初の曲の一つだ。だから、サード・アルバムまで収録していなかったのは面白いね。僕ら、初期のギグでプレイしていたと思うよ。フレディ(・マーキュリー)が、彼の昔のバンドと一緒に歌詞を書いたんだ。オリジナルのリフは全く違ったものだった。“Tear It Up”にあるようなリフだったよ。だから、オリジナル・ヴァージョンの“Stone Cold Crazy”は当時どこにでもあるようなサウンドだった。のんびりしたリフだったね。あんなペースではなかった」
「でも、僕はこう思ったんだ。熱狂的な歌詞なんだから、音楽もそうであるべきだって。それで、あのリフを入れたんだ。スラッシュ・メタルの誕生だとか、言われてる! 僕はそれについてはわからないな。でも、あのペースの演奏は当時は独自だった」「僕ら、あの曲を真剣に考えていなかったから、多分、サード・アルバムまで収録しなかったんだ。でも、ナイスでヘヴィだ」
「Stone Cold Crazy」は70年代、シングル・カットされることはなかったが、メタリカが1990年にカヴァーし、第33回グラミー賞の最優秀メタル・パフォーマンスを受賞したことで再注目された。
Ako Suzuki
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