デフ・レパードのリック・アレン「モトリー・クルーとのツアーを止めたのはミック・マーズの決断」

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ミック・マーズ(G)がモトリー・クルーのツアー活動から退いたことについて、昨年夏、彼らと北米ツアーを行ったデフ・レパードのドラマー、リック・アレンがコメントした。バンド側からの一方的な通告だったとの憶測も流れたが、アレンによると、あれはマーズの決断だったという。

『Appetite For Distortion』ポッドキャストの最新エピソードにゲスト出演したアレンは、こう語っている。「あれは、人生の次のパートに進もうとするミックの決断だった。僕らはみんな、ミックがものすごく痛みに苦しんできたのを知っている。彼の顔を見ればわかる。彼が本領を発揮しているのが見られたのは、ステージの上でバンドとプレイしているときだけだったと、僕は思う。彼の決断ってところが大きかった。とても難しい決断だったに違いない。バンドから追い出されたんだったら事情は異なるが、全くそういう感じではなかった。彼が決めた個人の選択だ。それが間違っていたとは誰にも言えない」

「(マーズは)とても控えめで、穏やかで優しい人だ。何年も前、初めて彼に会ったとき、僕は怖い人だと思ってた(笑)。でも、彼はその正反対だ。すごく優しく寛容な人なんだ。だから、あの決断を受け入れるのは誰にとっても辛かったに違いない」

デフ・レパードは今週土曜日(2月18日)、マーズの代わりにジョン5を迎えたモトリー・クルーとの新たな共同ツアー<The World Tour>をスタートする。

Ako Suzuki
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