マイク・ポートノイから若いドラマーたちへアドバイス
若いドラマーたちへのアドバイスを求められたマイク・ポートノイが、彼が大切だと思う2つのことを伝授した。ひとりで演奏し技術を磨くだけでなく、「他のミュージシャンたちと一緒にプレイし、自分の音楽を作れ」とエールを贈った。
◆マイク・ポートノイ動画
ポートノイは、チリのラジオ局Radio Futuroのインタビューで、こう語った。「InstagramやYouTubeを見てると、若いドラマーたちがたくさんいるのがわかる。本当に若い。Instagramか何かで、6歳の女の子が俺のドラム・パートをプレイしているのを見たことがある。凄いことだ。若いミュージシャン、ドラマーたちのレベルが高くなってる。みんな、才能に溢れてる」
「どんなアドバイスをしたらいいだろう? できる限り多くの人たちから、できる限りのことを学べ。でも、他のミュージシャン達とプレイしろ。若い子たちが、俺のクレイジーで技術を必要とするドラム・パートをプレイしているのを見るのは素晴らしい。技術面で本当に感心する。でも、ドラムをプレイするのに必要なのはそれだけじゃない。誰だって、それをやるための身体の動きを学ぶことはできる。でも、パートを作るのは別物だ。だから、他のミュージシャンとプレイしろ。自分の音楽を作れ。Instagramのフォロワーに向け、ひとりで楽器をプレイしてればいいわけじゃない。他のミュージシャンとプレイし、音楽を作るのが重要だ」
ポートノイは、今月初め、ビリー・シーン(B)とリッチー・コッツェン(G)とのプロジェクト、ザ・ワイナリー・ドッグスの7年半ぶりのスタジオ・アルバム『III』をリリースした。彼らは水曜日(2月15日)から北米ツアーをスタートする。
Ako Suzuki
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