デフ・レパード、モトリー・クルーとの共同ツアーで「メンバー全員、別行動だった」

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Photo: Anton Corbijn

デフ・レパードのメンバーたちは、昨年夏、モトリー・クルー、ポイズン、ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツと北米で<The Stadium>ツアーを開催した際、新型コロナウイルス感染を懸念し、別行動していたそうだ。

◆デフ・レパード動画、画像

フロントマンのジョー・エリオットは『Classic Rock』のインタビューで、オフステージでは他のバンドたちとつるんでいたのかと問われると、こう答えている。「それはあまりなかった。ツアーを続けるには、人との接触をできる限り避けるのが一番安全だった。俺はツアー前、家にいるときコロナに感染した。まだ蔓延していたから、レパードの連中は別々に移動してたんだ。賢い選択だった。俺はホテルに滞在しなかった。バスで暮らしてた。俺とドライバーのデイルだけだ。完全に隔離してた」

「それが、2022年のこの業界の代償だ。もし、スタジアム公演を当日の夕方キャンセルすることになったら…、人々は遠方からやって来て、何百ドルも無駄にすることになる。だから、俺らは接触を避けた。毎日検査し、それで上手く行ったよ。俺らは1公演もキャンセルしなかった」

「俺らはステージでは子供のように振舞っているが、実際には、必要に応じてかなり責任感があるんだよ。俺がよくつるんでいたのは、ニッキー(・シックス)くらいだ。デンバーで、一緒に寿司を食いに行った。音楽の話ばかりしてたよ。トミー(・リー)も同じレストランにいて、彼の声が聞こえて、気がついた。彼はうるさいからさ。ニッキーに、ツアーがないときは何してるのかって訊いたら、“釣りに行く”って言ってたよ。ニッキー・シックスの口からそんな言葉が出るなんて想像したことなかった!」

<The Stadium Tour>が大成功したデフ・レパードとモトリー・クルーは、間もなく、新共同ツアー<The World Tour>をスタートする。


Ako Suzuki
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