パティ・ラベルのコンサート会場に爆破予告で公演中断
パティ・ラベルが土曜日(12月10日)に米ウィスコンシン州ミルウォーキーのリヴァーサイド・シアターで開いたクリスマス・コンサートが、爆弾を仕掛けたとの脅迫を受けて中止され、観客が建物から避難した。
◆パティ・ラベル画像
地元の新聞『Milwaukee Journal Sentinel』によると、ラベルが数曲パフォーマンスし、オーディエンスと会話を交わしていたとき、突然、スタッフが現れて彼女をバックステージに連れ去ったという。直後、爆弾の脅迫があったため建物の外に避難するようにとアナウンスがあったそうだ。
その場に居合わせた観客の一人は「動揺している人たちがたくさんいた。怖かった」と同紙に話している。別の人物によると、パニックに陥ることなく「全員が落ち着いて外に出た」という。会場は2,500人収容で、その夜、席はほぼ埋まっていたそうだ。
警察は数時間後、「建物はK9ユニットにより捜索され、爆弾装置は発見されなかった」との声明を出している。
ラベル側からまだコメントはないが、シアターは、「ショウは延期する」「アーティストと新たな日程を調整している」と告知している。
Ako Suzuki