パンテラ、21年ぶりにライヴ・パフォーマンス

ポスト

新ラインナップにより活動を再開したパンテラが、12月2日、メキシコで開かれた<Hell and Heaven Open Air>フェスティバルに出演し、約21年ぶりにライヴ・パフォーマンスを行った。

◆パンテラ画像

1992年にリリースした6枚目のスタジオ・アルバム『Vulgar Display of Power(邦題:俗悪)』に収録された「A New Level」でスタートし、「I'm Broken」「Becoming」「F**king Hostile」「Walk」、ブラック・サバスの「Planet Caravan」のカヴァーなど、『Vulgar Display of Power』と『Far Beyond Driven(邦題:脳殺)』(1994年)の2枚の代表アルバムの収録曲を中心に、計15曲をパフォーマンスしたという。

『Consequence Heavy』は、「Planet Caravan」ではヴィニー・ポールとダイムバッグ・ダレル兄弟へのトリビュート映像が流されたと伝えている。セットリストは以下の通り。

「A New Level」
「Mouth for War」
「Strength Beyond Strength」
「Becoming」
「I'm Broken」
「Use My Third Arm」
「Drag the Waters」
「This Love」
「Yesterday Don't Mean S**t」
「F**king Hostile」
「Planet Caravan」
「5 Minutes Alone」
「Walk」
「Cowboys From Hell」
「Domination/Hollow」

故ヴィニー・ポールの代理を務めたアンスラックスのドラマー、チャーリー・ベナンテは、この初日公演後、「ナーバスになっていなかったと言ったら、嘘になる。興奮、恐れ、様々な感情、愛……。ステージに上がると全てが消えたようだ。フィル・アンセルモ、レックス・ブラウン、ザック・ワイルドを見て、繋がりを感じ、バンだ!!!!!」「パンテラ・ファミリー、クルー、素晴らしいファン達、ありがとう」などとコメントしている。彼はダイムバッグ・ダレルが愛用していたリストバンドを身に着け、ヴィニー・ポールの手袋を傍らにプレイしたそうだ。

レックス・ブラウン(B)は、「メキシコシティ、驚異的な初ショウをありがとう!」とのメッセージをインスタグラムに投稿している。

パンテラは今後、年内はフェスティバル出演を中心とした南米ツアーを行い、2023年はヨーロッパ、北米でパフォーマンスする。現時点、2024年夏までの日程が告知されている。

Ako Suzuki







この記事をポスト

この記事の関連情報