映画『007』シリーズの音楽に焦点を当てたドキュメンタリー『サウンド・オブ・007』予告編公開
映画『007』シリーズの60周年を記念して“ジェームズ・ボンドの日”である10月5日からPrime Videoで世界配信される、007の音楽に焦点を当てたドキュメンタリー『サウンド・オブ・007(原題:The Sound Of 007)』の予告編が公開された。
◆『サウンド・オブ・007』動画
『サウンド・オブ・007』では、ビリー・アイリッシュやシーナ・イーストン、ルル、ガービッジ、デュラン・デュランのメンバー、ハンス・ジマーら、歴代のテーマ・ソングや音楽を制作したアーティストをはじめ、ダニエル・クレイグ、ラミ・マレックら映画の出演者、プロデューサーたちのインタビュー、レコーディング映像などを交えてシリーズの音楽制作の裏側に迫る。マット・ホワイトクロスが監督した。
プロデューサーのバーバラ・ブロッコリは最近、『Entertainment Weekly』のインタビューでこのドキュメンタリーについて語る中で、『007/慰めの報酬』(2008年公開)のテーマ・ソングを依頼したものの実現しなかったエイミー・ワインハウスについて触れた。「あれは、とても痛ましいミーティングだった。彼女は本調子ではなかったし、私は本当に彼女に同情したわ。彼女は情緒的にとてももろく、非常に深い感情を持っていたからこそ、あれほど感動的な曲が作れていたのはわかるでしょ。本当に悲惨な出来事だった。なんて偉大な才能、なんて素晴らしい声の持ち主だったことか。凄い人物だった。とても、とても悲しかった」
『007/慰めの報酬』のテーマ・ソングには、アリシア・キーズとジャック・ホワイトが制作した「Another Way To Die」が起用された。
ドキュメンタリーでは、エイミー同様に実現しなかったレディオヘッドによるテーマ・ソングについても触れているという。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
クリティックス・チョイス・アワード、歌曲賞に「アイム・ジャスト・ケン」
リドリー・スコット監督最新作『ナポレオン』オリジナル・サントラ配信
クラシックの名曲たちが物語を彩る『ふたりのマエストロ』公開
クリスタル・ケイ、松丸契ら出演、『白鍵と黒鍵の間に』豪華キャストが彩る8種キャラポス解禁&第2弾特報映像解禁
ペッシ・レヴァント劇伴、北欧の新たな鬼才が放つサイキック・スリラー『イノセンツ』、7月28日(金)公開&場面写真解禁
“MB14”がひとりでオペラ&ラップ&ビートボックスもこなす、初演技にして映画主演作『テノール! 人生はハーモニー』
映画『aftersun/アフターサン』で見事なシンクロを見せる「アンダー・プレッシャー」
ハンス・ジマー劇伴、バリー・レヴィンソン監督最新作『アウシュヴィッツの生還者』公開
オリヴァー・コーツ音楽担当、A24注目の新星シャーロット・ウェルズの長編監督デビュー作『aftersun/アフターサン』