デイヴ・ムステイン、不安を吐露したジェイムズ・ヘットフィールドに「愛している」と送信

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Photo by Travis Shinn

メガデスのデイヴ・ムステインは、元バンド・メイト、メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドがステージで不安を吐露したのを知り、ヘットフィールドへテキスト・メッセージを送ったそうだ。

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ヘットフィールドは今年5月、ブラジルで開いた公演で、彼とバンドは忠実なファンに支えられていて幸せだとオーディエンスに感謝した後、「これを言っておかねば。俺は、ここに立つ前、あまりポジティブな気分ではなかった。ちょっと不安だった。俺は年寄だ、もうプレイできないとかいうたわ言が頭の中に浮かんでた。だから、彼ら(メンバーたち)に話したんだ。彼らは俺を助けてくれた。彼らは俺を抱きしめ、“もし、お前がステージで苦戦したら、俺らがバックアップする”って言ってくれた。それって、俺にはかけがえのないことだ」と話し、ラーズ・ウルリッヒ、カーク・ハメット、ロバート・トゥルヒーヨの再び3人から抱きしめられた。

最近、『Classic Rock』のインタビューで「メタリカと話すのは難しいか?」と問われたムステインは、「いいや、俺は気にしてない。俺は彼らを愛してる」と答え、「ジェイムズが演奏について不安を口にした数日後、俺は彼にテキスト・メッセージを送ったんだ」と明かした。

「俺は、“ジェイムズ、俺は君を愛しているし、君の演奏が本当に好きだ”って送ったんだ。返事はなかった。当然な。彼はしないだろ。重要なのは、俺も同じ気持ちになったことがあると彼に知ってほしかったんだ」

「思い出してもらいたいが、俺がメタリカに加入したとき、ジェイムズはギターをプレイしていなかった。彼は、俺がバンドにいるとき、それを手にしプレイし始めてた。でも、正直なところ、ジェイムズはいまや世界で最も優れたメタル・ギタリストの一人だ。だから、彼がああいう感情を抱くのは、まやかしってわけだ。なぜなら、彼はとんでもなく才能のある男なんだから。それで、俺は彼に何か言う必要があると感じたんだ。ツイートはしなかった。俺が言ったことを誰にも知らせたくなかった。でも、いま君に明かしてるな、君が言い出したからだ!」

これが原因だったかは不明だが、ヘットフィールドはその数ヶ月後、25年間連れ添った妻と離婚申請中であることが報じられた。



Ako Suzuki

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