ポール・スタンレー、キッスの新曲「ない。過去とは張り合えない」
ポール・スタンレーは、現時点、キッスの新曲を作るつもりはないという。「過去と張り合うことはできないとの結論に達した」そうだ。
◆ポール・スタンレー動画
『Howie Mandel Does Stuff』ポッドキャストにゲスト出演したスタンレーは、キッスは新しい音楽を作っているのかとの質問にこう答えた。「いや。なぜなら現時点、俺は過去と張り合うことはできないという結論に達したからだ。同じようないいものができないってわけじゃない。君らの人生における重要な瞬間と関わりが持てないって意味だ。“ああ、18のときこの曲を聴いたのを覚えてる”とか“初めてのデートでこの曲を聴いた”とかいう味がない。そこと張り合えないってことだ。曲ってだけじゃないんだよ。人生のある時期のスナップショットなんだ」
「多分、この10年でかな、俺らは2枚のアルバムを作った。それ以前に作ったものと同じくらいいい曲はあった。でも、新しいんだ」「熟成していない。ワインとは違う。中身ではなく、どんなものに囲まれているかだ」
故に、いまは新しい音楽を作っても「自分をガッカリさせるだけ」と感じているそうだ。
現時点で、キッスのスタジオ・アルバムは2012年に発表した『Monster』が最後となる。スタンレー自身は昨年、サイド・プロジェクト、ソウル・ステーションのデビュー・アルバム『Now And Then』をリリースした。こちらは、オリジナル・ソングも収録されたが、大半はソウル/R&Bの名曲のカヴァーだった、
Ako Suzuki
この記事の関連情報
キッスのバイオグラフィ映画、新たな監督と最終交渉?
【俺の楽器・私の愛機】1687「やっと手に入れた銘機」
エース・フレーリー、キッスのメンバーたちは「金持ちになったことでバラバラに」
ポール・スタンレー、13歳の誕生日に念願の初めてのギターを手に入れるもガッカリ
ジーン・シモンズ、エース・フレーリーとピーター・クリスに「厳しくしなかったことを後悔」
ポール・スタンレー、ジーン・シモンズとは「毎日のように連絡取り合ってる」
ポール・スタンレー、キッスのアバターは「以前見せたものとは別ものになる」
ジーン・シモンズ、ジミー・ペイジから褒められ、倒れそうに
ジーン・シモンズ、キッス後初の公演でトミー・セイヤーと共演