カナダのラジオ局、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの楽曲をノンストップで流し続ける
カナダ・バンクーバーのラジオ局KiSS Radio 104.9 FMが、水曜日(6月29日)の朝からノンストップで終日、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの楽曲「Killing In The Name」を流し続けていたという。
◆レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン画像
英国の新聞『The Guardian』によると、少なくともこの状態は木曜朝まで続いており、曲は数百回は繰り返され、他のものが聴きたいというリスナーのリクエストは無視されていたそうだ。同紙が局に電話を入れ、理由を尋ねたところ、電話に出た男性は「言えない。僕はレイジを繰り返し流すために、ただブースの中にいるだけの人間だ。どう思う? 気に入った?」と答えたという。
この異常事態が起きる前日、同局で人気の朝番組を担当していたプレゼンター2人が突然解雇を言い渡されたとFacebookを通じ報告していたそうだ。地元の新聞『Vancouver Sun』は、別のプレゼンターも近々、新天地に移ると告げたと報じている。
「Killing In The Name」の歌詞を考慮すると、局のスタッフが親会社であるRogers Sports and Mediaに何かしら抗議し、流し続けていたのではと推測されている。
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロは、Twitterユーザーからの報告をリツイートしているが、特にコメントは付けていない。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
ブラッド・ウィルク「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンはもうライヴはやらない」
オリヴィア・ロドリゴ「いま一番好きなバンドは、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン」
新生BABYMETAL初の新曲でレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロとコラボ
ジョージ・マイケル、ケイト・ブッシュ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンらロックの殿堂入りが決定
ロックの殿堂2023、殿堂入りするアーティストは5月3日に発表
トム・モレロ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのツアー再開「わからない」
ロックの殿堂、2023年度の候補を発表
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのティム・コマーフォード、がん闘病を公表
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、デ・ラ・ロッチャの怪我でさらなる公演中止