ジョシュ・クリングホッファー、かつて親しかったジョン・フルシアンテとの付き合い「もうない」

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ジョシュ・クリングホッファーは、かつてジョン・フルシアンテととても親しくしていたが、フルシアンテと入れ替わり、クリングホッファーがレッド・ホット・チリ・ペッパーズに加入した頃からほぼ絶縁状態になってしまったという。

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クリングホッファーは『Tuna on Toast with Stryker』ポッドキャストのインタビューで、フルシアンテとの友情について「存在しない。10年くらいそんな感じだ」と話した。

ふたりは2000年、クリングホッファーが当時在籍していたバンドBicycle Thiefがレッド・ホット・チリ・ペッパーのツアーにオープニング・アクトとして出演したのを機に親しくなったそう。クリングホッファーはその後、フルシアンテのソロ・アルバムの制作に参加したり、コラボレーション・アルバム『A Sphere In The Heart Of Silence』(2004年)も発表した。フルシアンテはその時期に行われたインタビューで、クリングホッファーのことを「とても才能ある人」「とても親しい友人」「僕がたくさんの時間を一緒に過ごしたいと思う数少ない人達の中の1人」などと表していた。

しかし、2007年にクリングホッファーがレッド・ホット・チリ・ペッパーズにツアー・メンバーとして加わり、2年後、フルシアンテが脱退した頃から関係に変化が生じたという。クリングホッファーいわく、フルシアンテはバンドが彼無しでも続けていこうと考えたことにショックを受けていたそうだ。

クリングホッファーは2019年、フルシアンテの復帰にともないレッド・ホット・チリ・ペッパーズを脱退することとなったが、今度はクリングホッファーがショックを受けたようだ。彼は、「あれにはちょっと……、一夫一婦の関係ってわけじゃなかった。フリーとジョンは会ってた。彼らは関係を再び築いていた。僕は知らなかったんだ。秘密みたいな感じだったんだよ」と話した。

しかし、クリングホッファーはフルシアンテ以外のメンバーとは友好的な関係にあり、「彼らには感謝しかない」そうだ。唯一後悔しているのは「彼らともっと音楽を作らなかったこと」だという。

クリングホッファーは現在、パール・ジャムやそのフロントマン、エディ・ヴェダーと活動を共にしている。


Ako Suzuki
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