【連載】Vol.131「Mike's Boogie Station=音楽にいつも感謝!=」
【東京SUGOI花火 「THE ROLLING STONES 60th ANNIVERSARY THE GREATEST FIREWORKS~感激!偉大なる花火~」】
僕がローリング・ストーンズのライヴを初めて体験した1973年1月のハワイ公演では花火は打ち上げられなかった。その後70年代中期からRSライヴを盛り上げようと花火が時折だけど登場するようになり、81年USツアーでは映画用シューティング日にけっこう派手に花火がバンバン。その後花火がより大きくエクスプロージョンしたのは89年Steel Wheels North American Tourだ。この時壮大なるスケールの花火をスタジアムで僕は何度も味わった。アンコール「Jumpin’ Jack Flash」後、ビゼーの“カルメン”が流れ大花火大会となったのだ。ワシントンD.C.では前例二番目ほぼ中央、クリーブランドではスタジアム最上席中央で……とファイアワークスを存分に味わった。そしてLA公演では何とベロ・マーク花火も登場したという。とにかく89年のUSツアーの花火はド派手だった。その一方で翌年の東京ドーム公演は消防法もあってかなりスケール・ダウンした感は歪めなかった。
あれから30ウン年、ストーンズ花火を心いくまで味わえるビッグ・イベントがこの7月6日に開催される。“東京SUGOI花火「THE ROLLING STONES 60th ANNIVERSARY THE GREATEST FIREWORKS~感激!偉大なる花火~」“。今年はストーンズ結成60年である。チャーリー・ワッツ、ビル・ワイマンの二人はジョイン前だったけど、62年7月12日The Rollin’ Stones(グループ名に注目)はロンドン/マーキー・インターナショナル・ジャズ・クラブで本格的に活動をスタートさせたのだった。
60周年お祝い花火大会!今回のイベントは“感激!偉大なる花火”とタイトルされているけど、これは77年リリース『Love You Live』の邦題『感激!偉大なるライヴ』から……、当時のRS担当していた故・石坂敬一さんが命名者だ。
石坂氏(写真右)と筆者のラスト・ショット……
当時もこのLPのエル・モカンボ・サイドがすっごく話題になったんだけど、つい先ごろ45年前のスモール・ギグ『ライヴ・アットエル・モカンボ』(El Mocambo 1977)が登場したばかり。
from Mike’s Collection
そしてこの“退屈な夜をぶっとばせ! ストーンズ公認!都市型花火エンターテイメント !ストーンズ60周年を1万4千発の花火で祝う!”(RSヒット“Let’s Spend The Night Together”の邦題“夜をぶっとばせ!”は、ちょっぴり自慢しちゃいますけど当時RSFC会長をしていた高校生Mikeクンが……汗)このイベントにはメンバー三人からメッセージも寄せられている。
■ミック・ジャガー
I’m surprised and excited to hear that there is a firework event to celebrate our 60th anniversary.We would like to thank our fans and hope to see you soon!
今回花火で僕らの60周年を祝ってくれるなんて企画を聞いて、驚くと同時にとても喜んでいる。日本の皆さん、ありがとう。近いうちにまた会おう!
■キース・リチャーズ
Wow, Japanese are amazing. I would never thought someone would celebrate our anniversary with fireworks. I’m grateful for our fans in Japan being kind to us. I can’t wait to see you all again.
日本人は凄いよな。花火で祝ってくれるなんて考えもつかなかったよ。いつも日本のみんなは俺たちに親切にしてくれて感謝している。また日本でみんなに会えることを楽しみにしているぜ。
■ロニー・ウッド コメント
Yeah! I’ve heard that you are celebrating our 60th anniversary with fireworks!? That is amazing. Thank you!I hope you enjoy the fireworks. I will be counting on you guys!Yeah!
花火で60周年を祝ってくれるんだって?最高だよ。日本のみんなにお礼を言うよ。そして大いに楽しんでほしいね。花火師のみんな、よろしく頼むよ。
日時:2022年7月6日(火曜) 雨天決行(荒天時中止)
開場:17:00/開演19:30
会場:東京競馬場(東京都府中市日吉町1-1)
お問い合わせ:キョードー東京
0570-550-799 (平日:11時~18時 土日祝:10時~18時)
https://stones-hanabi.com
☆☆☆☆☆
【MIHO FUKUHARA Mardi Gras Combo 2022】
オリジナルからニーナ・シモンまで幅広いレパートリーをダイナミックに歌い上げるジャパニーズ・レディ・ソウル福原みほ、彼女のライヴ“マルディ・グラ・コンボ 2022 @ Blue Note TOKYO”が決定した。昨年に続いてのビッグ企画!みほ自身音楽の都/ニューオーリンズに滞在していたこともある。Miho大好きなジャジーでファンクでケイジャンでスワンプな……フレンチ・クオーターから生み出されてくるサウンドがどんな展開の中で味わえるのかとっても楽しみ。
Mardi Gras Combo 2021ショット<
Mardi Gras Combo 2021ショット<
昨年は「Iko Iko」(Mike爺はこの曲を1965年にディキシー・カップスで楽しんでいた、日本盤シングルも買ったのだ。この曲がNOLA云々何てこと全く知らなかった)
from Mike’s Collection
「Southern Nights 」(NOLA生まれのアラン・トゥーサン75年のヒット。彼の名は勿論ストーンズが教えてくれたのだ。70年代に入ってからはもうプロの書き屋になっていたのでNOLA音楽を勉強したもんだ。74年には同地出身の御大ファッツ・ドミノにインタビューした、ちょっぴり自慢、汗)が登場した。
ファッツ・ドミノにインタビューする筆者
今年の“みほマルディ・グラ”はどんなセットリストになるかとっても楽しみだ。また昨年同様にみほのこのMGCのサウンド・クリエイターとして力を発揮してくれるのがYANCYだ。
Mardi Gras Combo 2021ショット
彼はNOLA音楽のスペシャリスト!勿論同地を何度も訪れている。福原みほ代表作「Joy」は彼女とYANCYの共作である。
https://www.barks.jp/news/?id=1000186465
そしてこの“MIHO FUKUHARA Mardi Gras Combo 2022”はJAZZ for CHILDREN企画、全公演ファースト・ステージは小学生/中学生/高校生はミュージック・チャージが半額になる。
パーソネルは、
福原みほ・・・ヴォーカル
YANCY・・・ピアノ
松永敦・・・ベース
みどりん from SOIL&"PIMP"SESSIONS・・・ドラムス
MITCH・・・トランペット
Coh・・・トロンボーン
上野まこと・・・テナーサックス、クラリネット
この日はBNTがバーボン・ストリートなのだ!
*2022年7月17日 18 日 Blue Note TOKYO
ファースト・ステージ 開場16:00 開演16:45
セカンド・ステージ 開場18 : 30 開演19 : 30
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/miho-fukuhara/
☆☆☆☆☆
【湯川れい子 洋楽裏話 千夜十夜 with Mike Koshitani “第四夜“ エルヴィス・プレスリー!】
音楽ファン永遠のアイドル&スーパースター、20世紀最高の偉大なるアーティスト、エルヴィス・プレスリー!第四夜ではザ・キングの魅力、素晴らしさを徹底して語り尽くします。我が国エルヴィス伝承者最高峰、湯川れい子が徹底熱弁。乞うご期待です。
ゲストは音楽&トークでエルヴィス のカッコ良さを伝え続けるシャウター、ビリー諸川!ビリーのエルヴィス 50年代オン・ステージは世界中で大人気。おだてたらひょっとしてのって2~3曲歌ってくれるかも……。日本人でジェイムズ・バートンやチャーリー・ホッジ、グレン・D・ハーディン、D・J・フォンタナとサン・レコードでレコーディングした唯一の人物、それがビリー諸川です。
”エルヴィスTCBバンドに加えてドラムスはD・Jフォンタナって、歴史上も無いんじゃないの!?そんなビリーさんの歴史的録音についても詳しく語ります“(Reiko Yukawa)。
ナビゲーターはMike Koshitani。生まれて初めて体験した海外コンサートは1972年11月ハワイでのエルヴィス ・オン・ステージ。れい子先生監修の『ワークス・エルヴィス 』著者……。
そしてこの日の三人は1980年代から20年、エルヴィス ・プレスリー・ファン・クラブ主催“エルヴィス生誕祭”で共演していたのです。そして7月1日公開の映画『エルヴィス 』についてもしっかり紹介します!!
アルコールのいける人はお好きなお酒を手に。飲めない人はソフトドリンクで。お食事もありますヨ。そうそう「今のうちに聞いておかないと、損するよ!!」とれい子さんが言っていま~す。
もちろん今回もプレゼント・タイムが待ってます!
◆ゲスト : ビリー諸川 https://ameblo.jp/billy/
◆ナビゲーター:湯川れい子 @yukawareiko Mike Koshitani https://www.barks.jp/keywords/mikes_boogie_station.html
◆日時:2022年6月26日 日曜日
OPEN 12:30 / START 13:00
◆入場料:予約¥3000(+お飲み物¥600 アルコールもご用意してあります)
▲お食事もございます
◆予約サイト
https://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft9/213453
◆お問い合わせ:LOFT9 Shibuya
TEL:03-5784-1239(12:00~22:00)
Mike 拙著:ワークス・オブ・エルヴィス
◆「Mike's Boogie Station=音楽にいつも感謝!=」まとめページ
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