日比谷野音100周年で記念事業実施、実行委員長に亀田誠治
▲三代目・大音楽堂(現在)
東京・日比谷公園大音楽堂が2023年に開設100周年を迎えるのに合わせ、同年4月から11月にかけて記念事業が実施されることが決定した。
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同施設は1923年7月に日本初の本格的な野外音楽堂として開設されて以来、戦時中の休館や進駐軍による接収、老朽化に伴う全面改築などを経ながら幅広い音楽分野の公演や数多くの舞台、行事などに利用され、人々に愛されてきた。2023年の「日比谷野音100周年記念事業」では亀田誠治が実行委員会の委員長を務め、100周年の節目にあたってその歴史的役割と価値を再確認するとともに未来への継承を行うべく、「ライブ・イベント事業」「アーカイブ事業」「PR(広報告知)事業」を柱として様々な音楽イベントや展示などを開催していく予定とのことだ。
▲初代・大音楽堂
▲二代目・大音楽堂
実行委員会のメンバーには音楽アーティストやプロデューサー、音楽業界団体関係者、演出家らが多數参画する。発足に際し、亀田委員長は次のようにコメントしている。
◆ ◆ ◆
■亀田誠治 実行委員長コメント
「いつかは野音のステージに!」僕がプロミュージシャンを目指していた頃、野音は憧れの存在でした。なぜなら、野音は数々のアーティストが伝説のステージを生み出した場所だからです。やがてプロになって野音のステージに立ったとき、緑の森、高く聳えるビル群、その合間を縫って東京の空に飛んでいく音の力強さに心が震えたのを覚えています。そして今でも、野音はその時の感動を変わらずに甦らせてくれるかけがえのない場所です。
その野音が来年(2023年)、100周年を迎えます。長い歴史の中で、僕が知っている野音はほんのちっぽけな瞬間かもしれません。しかし、野音から生まれた数々の感動と伝説は永遠にそこに宿り、語り継がれていくのです。
この100年はまだ通過点。今までの100年、そして、これからの100年を、この「日比谷野音100周年記念事業」を通じて多くの人に伝えていきたいと思います。
さあ日本の音楽シーンを讃える祝祭がはじまります。
みんなで一緒に次の100年を創っていきましょう。
実行委員長 亀田誠治
◆ ◆ ◆
「日比谷野音100周年記念事業」
主催:日比谷野音100周年記念事業実行委員会
共催:東京都
※詳細は決定次第順次発表
■日比谷野音100周年記念事業 実行委員会メンバー
委員長:亀田誠治
副委員長:中島高志
特別顧問:湯川れい子
委員(五十音順):石川さゆり、井上芳雄、大塚 愛、小曽根真、菊本誠二、岸谷 香、きゃりーぱみゅぱみゅ、KREVA、佐藤伸朗、高嶋直子、瀧藤雅朝、武部聡志、立川直樹、蔦谷好位置、寺島剛紀、中川翔子、中西健夫、野村達矢、檜原麻希、前田裕二、水野良樹、ミッキー吉野、南こうせつ、宮本亞門、箭内道彦、横田健二、依田昭夫
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