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1983年にバークリー音楽大学ジャズ作・編曲科を首席で卒業。同年カーネギーホールにてリサイタルを開き、米CBSと日本人初のレコード専属契約を結び、アルバム「OZONE」で全世界デビュー。2003年にグラミー賞にノミネート。以来、ゲイリー・バートン、チック・コリア、パキート・デリヴェラ、ブランフォード・マルサリスなどトップアーティストとともに、レコーディングやツアーを行うなど、最前線のジャズシーンで国際的に活躍。

近年はクラシックにも取り組み、国内外の主要オーケストラと、バーンスタイン、モーツァルト、ラフマニノフ、プロコフィエフなどの協奏曲で共演を重ね、「比類のない演奏で、観客は魅了され大絶賛した」(北独ハノーファー新聞)など高い評価を得ている。10年、ショパン生誕200年を記念したアルバム「ロード・トゥ・ショパン」を発表し同名の全国ツアーを成功させ、 ポーランド政府より「ショパン・パスポート」を授与される。13年6月にはヴィブラフォン奏者ゲイリー・バートンとのデュオ・アルバム「Time

Thread」をリリース、全国ツアーを展開。14年2月にはアラン・ギルバート指揮ニューヨーク・フィルハーモニックのアジアツアーに初の日本人ジャズピアニストとして抜擢され、その後本拠地であるエイブリー・フィッシャー・ホール(ニューヨーク)での特別公演への出演が急遽決定、 現地では満員の聴衆に迎えられ、ニューヨーク・タイムズ紙をはじめ多くのメディアでその成功が絶賛された。同年、サンフランシスコ交響楽団にも招かれている。また、自身のビックバンドNo Name Horsesが 結成10周年を迎え、新譜「Road」をリリース、9月には同タイトルの全国ツアーを行った。 15年には、デイヴ・ウェックル(Dr)、トム・ケネディ(B)、ゲイリー・ミーク(Sax)とカルテットを組み、米国、欧州及び日本各地でのツアーを催行。

11年より国立音楽大学(演奏学科ジャズ専修)教授に就任し、15年には「Jazz Festival at Conservatory 2015」を立ち上げるなど、次世代のジャズ演奏家の指導、育成にもあたる。また、ユニバーサルミュージックと専属契約を結び、約40タイトルにのぼるCDをリリースしており、TV番組のサウンドトラックや映画、舞台音楽を手がけるなどマルチな才能で幅広く活躍。 平成25年度文部科学大臣賞を受賞。

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