エース・フレーリー手描きのキッスのロゴ・オリジナル・アートワーク、オークションに出品
エース・フレーリーがデザインしたキッスのロゴのオリジナル・アートワークがオークションに出品された。
◆キッス画像
キッスのロゴは、エース・フレーリーがデザインし、ポール・スタンレーが手直ししたと伝えられている。オークションに出品されたアートワークでは “I”が“i”になっていたり、唇が描かれているなど、変更されたのであろう部分が見て取れる。
これは、エースが1973年に寸法を考慮しグラフ用紙に描いたもので、長年、彼の個人コレクションの中に埋もれていたが、2011年に出版した自叙伝『No Regrets』の中で画像を掲載し、創作過程を説明していた。
エースは、バンドのアイデンティティを確立するのは当然のこと、ライヴ会場での販売や友人、関係者らへプレゼントすることを念頭に缶バッジの制作も考え、その見本を作り、他のバンド・メンバーたちに見せたそうだ。今回、オークションに出品されたアートワークは、それゆえ、缶バッジにテープで貼られている。
エースのサインが入った認定書が付き、最低落札価格は5万ドル(約633万円)が設定されている。オークションを主催するGotta Have Rock and Rollは7万5,000~10万ドル(約950~1,270万円)で落札されるのではないかと予想している。
入札はオンラインで受け付けている。詳細は公式サイト(https://www.gottahaverockandroll.com/)まで。
Ako Suzuki