“問題児”だったキコ・ルーレイロ「校長からセラピーを勧められた母は、代わりにギターを買った」

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メガデスのギタリスト、キコ・ルーレイロは、中学生のころ問題児扱いされ、校長先生から精神分析医に診てもらうよう勧められたが、母親は代わりに彼にエレクトリック・ギターを買い与えたそうだ。

◆キコ・ルーレイロ動画、画像

ルーレイロは『The Chuck Shute Podcast』で、こんな逸話を明かした。「学校で作文を書いたんだ。物語を書くよう言われ、僕はすごくアグレッシヴな話を作った。メタル・フェスティバルの話だ。どでかい音のギターや泥、ガイコツ、血なんかが出てくるやつだよ」

「13か14歳のときだった。まあ当然のこと、校長はうちの母にこう言ったんだ。“お宅の息子さんには多分、問題がある。精神分析医か何かに診てもらう必要がある”ってね。そしたら、母はギター、エレクトリック・ギターを買ったんだよ。クラシック・ギターではもの足りなかった。クラシック・ギターの先生は母に、“彼にギターを与えなさい。ロックに夢中なんだろうから”って言ったらしいよ。それで、僕はレッスンに通い始めた」

11歳のときにアコースティック・ギターを習い始めたというルーレイロは、この作文がきっかけでエレクトリック・ギターにシフトし、1992年にアングラに加入した。


Ako Suzuki
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