マイケル・シェンカー、ジューダス・プリースト初期のダウニングを見て「デジャヴ」
マイケル・シェンカーは、70年代前半、ジューダス・プリーストのライヴに行き、当時のギタリスト、K.K.ダウニングの姿を見て「自分にそっくりではないか」と驚いたそうだ。
◆マイケル・シェンカー画像
16歳でスコーピオンズのファースト・アルバム『Lonesome Crow』の制作に参加、その後UFOで活躍し、同世代のみならず年上のミュージシャン志望者たちにも影響を与えてきたシェンカーは、『The Metal Voice』のインタビューで、アイアン・メイデンのメンバーが彼の初期の作品に感銘を受けたと公言していることに話題が及ぶとこう語った。「ああ、それは事実だ。スティーヴ・ハリスはピート・ウェイの大ファンだ。彼(ハリス)は彼(ウェイ)のような恰好をしてたこともあった。ジューダス・プリーストのK.K.ダウニングもそうだよ。俺のような恰好してた」
「18のとき、初めてのアメリカ・ツアーのときだ。ジューダス・プリーストがプレイするっていうんで、ウィスキー(・ア・ゴーゴー)へ行った。ガールフレンドと一緒にね。噂に聞いてたから、見てみたかったんだ。そしたら、K.K.ダウニングが俺の髪型で、ほぼ同じ服装でフライングVをプレイしてた。俺がガールフレンドの方を見たら、彼女も俺の方を見てた。デジャヴって感じだったよ。“これは何なんだ?”って思った。また、俺かよ。信じられなかったな」
マイケル・シェンカーは、5月27日にMSGの新作『Universal』をリリースする。MSGのスタジオ・アルバムを発表するのは2年連続となる。『Universal』は、前作『Immortal』に続きロニー・ロメロ、ブライアン・ティッシー、サイモン・フィリップス、スティーヴ・マン、ラルフ・シーパースらと制作し、元レインボーのトニー・カレイがスペシャル・ゲストとして参加している。
Ako Suzuki
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