【今さら聞けない楽器のア・ソ・コ】お題「ピック」

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“楽器”と一口に言っても、多種多様さまざまな部品から構成されているのはご存知の通り。え、そんなの当たり前じゃない?的なものから、和楽器のマニアなところまで、今さら人には聞けない“楽器のア・ソ・コ”、ご紹介します。第40回のお題は「ピック」です。

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ギター、ベース・ギター、マンドリン、バンジョーなど、撥弦楽器を演奏するときに用いる道具。プレクトラムとも呼ばれる。

多くは一辺3cmほどの三角形で薄い板状のもので、親指と人差し指で持ち、弦を弾く。三角形の形状の違いで、二等辺三角形の涙のような形状を持つティアドロップ型、正三角形の形状で、日本では“おにぎり”の通称を持つトライアングル型、トライアングル型の先端をさらに尖らせてような形状を持つジャズ型の3種類に大別される。また、親指に取り付けるタイプ=サムピック型もある。

ピックの厚さは4種類に大別され、Thin(〜0.6mm)、Medium(0.8~0.9mm)、Heavy(1.0mm〜)、Extra Heavy(1.5mm~)と呼ばれる。

なお、素材はセルロイドが主流だが、ナイロン、アクリル、デルリン、鼈甲、チタン、ステンレス等々、さまざまなものが用いられている。

文:竹内伸一



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