【今さら聞けない楽器のア・ソ・コ】お題「ストラップピン」

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“楽器”と一口に言っても、多種多様さまざまな部品から構成されているのはご存知の通り。え、そんなの当たり前じゃない?的なものから、和楽器のマニアなところまで、今さら人には聞けない“楽器のア・ソ・コ”、ご紹介します。第38回のお題は「ストラップピン」です。

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ギターやベースのボディに取り付けられたストラップを止めるためのパーツ。

エレクトリックギターの場合は、ボディエンドと、ネック側の2カ所にデフォルトでストラップピンが取り付けられているが、アコースティックギターの場合はボディエンドのみの場合が多い。そのタイプのギターでは、ストラップの片側をヘッド部分にひもで結ぶか、ネック側にもストラップピンを取り付けることで対処する。なお、ボディエンドのストラップピンをエンドピンと呼ぶこともある。

デフォルトのストラップピンの場合、ストラップにあけられた穴にひっかえるフックとしての役割でしかないため、穴部分の劣化などにより、ギターからストラップが外れてしまうこともある。それを防ぐために、より外れにくい工夫が施された専用のパーツをギター側とストラップ側に取り付けるロックピンを使用するプレイヤーも多い。

また、ゴムやプラスチック、シリコンなどでできた専用パーツをストラップピンとストラップの上から装着する取り外し式のストラップロックもある。固定式のロックピンの場合、デフォルトのストラップピンを交換が必要となるが、こちらはギターの加工の必要がない。

文:竹内伸一



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