【今さら聞けない楽器のア・ソ・コ】お題「パチカ」
“楽器”と一口に言っても、多種多様さまざまな部品から構成されているのはご存知の通り。え、そんなの当たり前じゃない?的なものから、和楽器のマニアなところまで、今さら人には聞けない“楽器のア・ソ・コ”、ご紹介します。第37回のお題は「パチカ」です。
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プラスティックでできた2つの球を紐でつないだ打楽器。木の実を使ったアフリカの打楽器アサラトに着想を得て、日本で開発された。
プラスティック球の中には小石等が入っており(アサラトには木の実が入っている)、振るとマラカスのように“シャカシャカ”といった音が出る。また、2つの球をぶつけるようにしてカスタネットのような音を出す奏法もある。これらの奏法を組み合わせてリズムを生み出す。
パチカには2種類あり、球の直径が5cmのものをスタンダード、直径が4cmのものをキッズパチカと呼ぶ。
日本パチカ連盟では、「パチカ検定」を設定。習熟度によって3級から5段までの段位が与えられる。
文:竹内伸一
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