【今さら聞けない楽器のア・ソ・コ】お題「フープ」

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“楽器”と一口に言っても、多種多様さまざまな部品から構成されているのはご存知の通り。え、そんなの当たり前じゃない?的なものから、和楽器のマニアなところまで、今さら人には聞けない“楽器のア・ソ・コ”、ご紹介します。第34回のお題は「フープ」です。

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ドラムの上面と下面の縁(リム)部分に取り付けられている輪状のパーツ。ドラムのヘッドとシェルを固定する役割を果たす。

フープは、金属製と木製とに大別される。金属製はスティール、ブラスなどが用いられることが多い。

さらに金属製フープには、製造方法によってダイキャストフープとプレスフープの2種類がある。

ダイキャストフープは、金属を溶かして型に流し込んで成型するフープ。重厚でしっかりとした作りになっているとされる。

プレスフープは、金属の板を伸ばし、折り曲げて成型する。そのためダイキャストフープに比べて、全体的に薄い作りになっているのが特徴。折れ曲がった部分をフランジと呼ぶことから、フランジフープとも呼ばれる。

フープの違いによって、ドラムのサウンドも変わると言われている。

文:竹内伸一



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