【今さら聞けない楽器のア・ソ・コ】お題「チューニングメーター」
“楽器”と一口に言っても、多種多様さまざまな部品から構成されているのはご存知の通り。え、そんなの当たり前じゃない?的なものから、和楽器のマニアなところまで、今さら人には聞けない“楽器のア・ソ・コ”、ご紹介します。第33回のお題は「チューニングメーター」です。
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ギターおよびベースの弦のチューニング(調弦)するときに使用する電子器具。その弦が鳴らしている音程を指し示すことで、正しいチューニングを可能にする。チューナーとも呼ばれる。
チューニングメーターは各メーカーからさまざまなタイプが販売されているが、大別して2つのタイプに分かれる。1つは、クリップ式。ギター、ベースのヘッドに取り付け、ギター自体の振動を感知することで音程をはかるシステムになっている。
もう1つは、ケーブルや内臓マイクで音を拾い、その音程をはかるタイプ。エフェクターなどと一緒に並べて、足で操作できるものもある。
チューニングは開放弦を基準とするが、1オクターブに含まれる12の半音すべての音に反応するチューニングメーターもあり、クロマチック・チューナーと呼ばれる。
文:竹内伸一
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