【今さら聞けない楽器のア・ソ・コ】お題「オシレーター」
“楽器”と一口に言っても、多種多様さまざまな部品から構成されているのはご存知の通り。え、そんなの当たり前じゃない?的なものから、和楽器のマニアなところまで、今さら人には聞けない“楽器のア・ソ・コ”、ご紹介します。第32回のお題は「オシレーター」です。
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シンセサイザーにおいて、音の元となる波形の発信器のこと。オシレーターによってサイン波、ノコギリ波、三角波、矩形波、パルス波、ノイズなどの基本的な波形を作り出して音を鳴らす。その音程を変えたり、音を重ねたりすることで、豊かなサウンドを作り出すことができる。
アナログシンセサイザーの場合は、電圧制御方式の発信器を採用しており、その略称のVCO(Voltage-controlled oscillator)とも呼ばれる。
デジタルシンセサイザーやソフトシンセサイザーなどは電圧制御方式ではないので、オシレーター(Oscillator)を略し、OSCと表記されることもある。
文:竹内伸一
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