キッスのマネージャー、ラスベガス長期公演中止の理由を説明
キッスのマネージャー、ドック・マギー氏が、年末から予定していたラスベガスでのレジデンシ―公演がなくなった理由を説明した。中止というより延期で、2022年にあらためて開催する計画だという。
◆キッス画像
キッスのラスベガス公演は当初、12月29日にスタートし、大晦日、元旦を含め、2月5日までの期間に計12公演が開催されるはずだったが、10月終わり、チケット販売会社から「イベントはキャンセルされた」との告知があった。
チケットのセールスが伸び悩んでいるとの噂もあったが、それが原因ではなく、バンド側は、この先訪れることがないであろう国々のファンが、コロナ禍における入国制限や行動規制措置により、ラスベガスへ来るのが難しいことを懸念したという。マギー氏は『The Rock Experience with Mike Brunn』ポッドキャストのインタビューで、こう説明した。「ツアーを再開したとき、僕は、11月1日までやってみて、ヨーロッパから人々が来られるか見てみようと言ったんだ。ジーンとポールはこれ(End Of The Roadツアー)が終わったら、もうツアーはやらないんだから。それで、(アメリカへ)入国するのは厳しいってわかったから、“いまやる必要ない”って言ったんだ。“誰もが観られるときが来たらやろう”と」
マギー氏は、2022年8月もしくは10月に開催できるのではないかと考えているそうだ。
現時点、キッス最後のツアー<End Of The Road>は今後、2022年3~4月にオーストラリア、4~5月に南米、6~7月にヨーロッパでの開催を予定している。
Ako Suzuki