ギブソン・カスタムショップ、アリス・イン・チェインズのギタリスト ジェリー・カントレルの最新シグネチャー・モデルをリリース
photo by Jonathan Weiner
ギブソンは、アリス・イン・チェインズのジェリー・カントレルとカスタム・ショップによる初のコラボレーションとなる最新シグネチャー・モデル『ジェリー・カントレル“ワイノ”レスポール カスタム』を発売した。
新作『ジェリー・カントレル“ワイノ”レスポール カスタム』は、ギブソン カスタム・ショップの熟練したルシアーが製作する100本の限定製品。ヘッドストックの裏にはジェリー・カントレルの直筆サインが入る特別仕様となる。
●ジェリー・カントレル コメント
「“ワイノ”は、とても魅力的なギターで、ずっと愛用している1本です。」
ジェリー・カントレル“ワイノ”レスポール カスタム(エイジド&サインド)は、メイプルトップと9ホール・ウェイトリリーフ(重量削減加工)を施したマホガニー・バックのボディ構造となる現行のレスポール カスタムをベースとしているが、その特徴となる “ワイノ”ワインレッド、マーフィー・ラボによるエイジド仕上げ、エイジド・ゴールドハードウェア、Grover Kidneyチューナー、カバーを取り外した498Tブリッジ・ピックアップ仕様により、本人が使用するギターと全く同じルックスとなっている。
サウンド面の特徴としては、エレクトリックギターでありながらアコースティック的なサウンドも出力するFishman Powerbridge(ピエゾ・ピックアップ)を採用しており、ステレオ・アウトプットジャック仕様により、エレクトリックとアコースティックの信号を別々にアウトプットすることができる。通常では前後それぞれのピックアップ用に備えられているトーン・コントロールは、マスター・トーン化されており(1トーン・コントロール仕様)、ピエゾ・ピックアップのボリュームを本来のブリッジ・トーンの位置に配置している。
ジェリー・カントレルは、10月29日にニューアルバム『Brighten』をリリースすることを発表。ミュージシャンであり作曲家でもあるタイラー・ベイツと、長年のエンジニアであるポール・フィグが共同でプロデュースしたこのアルバムには、ダフ・マッケイガン(ガンズ・アンド・ローゼズ)、グレッグ・プチアート(ザ・ブラック・クイーン/キラー・ビー・キルド/ザ・ディリンジャー・エスケープ・プラン)、ドラマーのギル・シャローン(ストーレン・ベイビーズ/ザ・ディリンジャー・エスケープ・プラン)、エイブ・ラボリエル・ジュニア(ポール・マッカートニー)など、音楽界の著名人たちが参加。さらに、ペダルスチールの名手マイケル・ローゾン、ピアノ、ウーリッツァー、オルガンにヴィンセント・ジョーンズ、もう一人ピアノにジョーダン・ルイス、ストリングスのマティアス・アンブロギ・トレス、そしてバッキング・ボーカルとしてローラ・ベイツが参加している。
製品情報
【税込希望小売価格】 1,295,800円
【発売開始時期】 発売中
この記事の関連情報
ギブソン、メアリー・フォードのシグネチャー・モデルを発売
エピフォン、プレミアムラインの魅力を気鋭の実力派ギタリスト・AssHが解説
ギブソン、ジミー・ペイジの最新シグネチャーSJ-200を発売
【俺の楽器・私の愛機】1733「改造9弦エレアコ」
ギブソン、江口寿史が描くギブソン130周年記念アートワーク第二弾が登場
【俺の楽器・私の愛機】1726「「L6-S」の愛らしさ」
ギブソン、ESシリーズとアーティストが共鳴する『RIFF n' VOICES of ES Lovers』に菰口雄矢が登場
イラストレーター/漫画家・江口寿史がギブソン130周年を記念して描いたアートワークを公開
エピフォン、ジョー・ボナマッサの最新シグネチャー1955 Les Paul Standardを発売