ジーン・シモンズ、デイヴィッド・リー・ロスへ謝罪

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キッスのジーン・シモンズ(B)が、インタビューでの自分の発言がデイヴィッド・リー・ロスの感情を害したと、謝罪した。

シモンズは最近、『Rolling Stone』誌のインタビューで、ロスはもうキッスのツアーには参加しないのかと問われると、「ノーだ。でも、デイヴの全盛期、彼は唯一無二だったことは言っておかないとな。彼は究極のフロントマンだった」「彼はフロントマンというものを未知の領域に導いた。そして、彼に何があったのか、俺は知らない……。何かがあったんだ。で、いまのデイヴだ。俺はエルヴィス・プレスリーのことを全盛期の彼で覚えていたい。メンフィス時代の嘲るような笑みを浮かべていた彼だ。バスルームの床に転がる太った裸のエルヴィスなんて考えたくない」と、ロスが全盛期を過ぎたと暗示するような発言をしていた。

これに対し、ロスは先週終わり、「ロスからシモンズへ」とのキャプションを入れ、中指を突き立てる少年の画像を18枚続けてInstagramに投稿し、怒りをあらわにした。

それで気づいたのであろうシモンズは、『Us Weekly』のインタビューで「申し訳なく思っているし、自分を恥じている」とロスに向かい謝罪した。

シモンズは、「誰かの感情を害するつもりはないんだが、時に、俺の口からは汚いものが出てしまう」上、発言が継ぎ接ぎされている気もするが、「そこが問題なんじゃない。俺がデイヴィッドの感情を傷つけたのが問題だ。そういうつもりじゃなかったとしても、結果のほうが重要だ。だから、俺はそのことについて深くお詫びする。彼の感情を傷つけるつもりはなかった」「デイヴの感情を傷つけてしまったことを申し訳なく思うし、自分を恥じている」と、謝罪の言葉を繰り返した。


ロスは昨年、キッスの<End Of The Road>ツアーにオープニング・アクトとして参加したが、今月再開されたツアーには出演しておらず、パフォーマンス・ペインターDavid Garibaldiがサポート・アクトを務めている。

Ako Suzuki

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