『サマー・オブ・ソウル』、名曲とともに1969年の最先端ファッション&カルチャーを堪能できる本編映像解禁
今年2021年1月に開催されたサンダンス映画祭のオープニング作品として上映され、熱狂的な賛辞とともにドキュメンタリー部門審査員大賞と観客賞をW受賞した映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』が2021年8月27日(金)にウォルト・ディズニー・ジャパン配給にて劇場公開となる。
◆『サマー・オブ・ソウル』 関連動画&画像
今回到着したのは、誰もが一度は聞いた事のある名曲「ウォーターメロン・マン」を奏でるモンゴ・サンタマリアのパフォーマンスを切り取った本編映像。日本でも度々TVCMに起用されており、どこかで聞いたことのある馴染み深い1曲が流れる中で、当時のファッションや流行のヘアスタイルなどが語られる、まさにファッションチェックさながらの貴重な映像だ。
「厚底の靴やヒップハングのズボンの人もいたわ。流行の最先端だった」と明かすのはフェス参加者の一人、ドリンダ・ドレイク。スーツの人やアフリカンスタイルのカラフルなファッションを着こなす人など、様々な世代の来場者が様々なスタイルを決めてフェスを楽しむ様子が映し出された映像と共に、当時のニューヨーク、ハーレムの人々を写したと思われるスナップ写真も登場。「当時のハーレムは様々な黒人ファッションであふれてた」と明かす元テーラーのジム・マクファーランドは「1960年代後半はアフロセントリズムだ」とも明かしており、民族衣装の一つであるダシーキやヘアスタイルのアフロなど、アフリカンスタイルが大流行した様子を語っている。若者の間で流行したオシャレなヘアスタイル“アフロヘア”についてインタビューを受けている当時の映像も残されており、「年配の人たちはへんだって」とハニカミながら応える若い女性の姿も印象的だ。
圧巻のライブパフォーマンスと当時の社会背景はもちろん、カリブやアフリカ、ラテンにキューバなど、様々な文化を取り入れながら築き上げられた最先端のファッション・カルチャーまで堪能できる本作。米批評家サイトの「Rotten Tomatoes」で批評家満足度99%、観客満足98%という驚きの数字を叩き出し、2021年最も見逃せないドキュメンタリー映画として、すでに来年度アカデミー賞ノミネートの呼び声も高い作品です! 1969年当時のオシャレなカルチャーにも、注目したい。
『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』
監督:アミール・“クエストラブ”・トンプソン
出演:スティーヴィー・ワンダー、B.B.キング、ザ・フィフス・ディメンション、ステイプル・シンガーズ、マヘリア・ジャクソン、ハービー・マン、デヴィッド・ラフィン、グラディス・ナイト・アンド・ザ・ピップス、スライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーン、モンゴ・サンタマリア、ソニー・シャーロック、アビー・リンカーン、マックス・ローチ、ヒュー・マセケラ、ニーナ・シモンほか
原題:SUMMER OF SOUL (OR, WHEN THE REVOLUTION COULD NOT BE TELEVISED
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン (C)2021 20th Century Studios. All rights reserved.
北米公開:2021年7月2日(劇場/Hulu同時公開)
◆サーチライト・ピクチャーズ オフィシャルサイト
◆サーチライト・ピクチャーズ Facebook
◆サーチライト・ピクチャーズ Twitter
◆サーチライト・ピクチャーズ Instagram
この記事の関連情報
クエストラブ、ディズニー映画『おしゃれキャット』実写版を監督
第65回グラミー賞授賞式®、ヒップホップ50周年を記念したトリビュート・パフォーマンスが決定
クエストラブ、東京を代表するヒップホップイベントのひとつ<BIG GROOVE>出演
クエストラブのドキュメンタリーのおかげで、ハーレムでフェスティバルが復活
グラミー賞にガガ、ビーバー、アヴリル、デュア、ミーガンら出演決定
ハンス・ジマー、『DUNE/デューン 砂の惑星』で英国アカデミー賞の作曲賞受賞
クエストラブ監督の『サマー・オブ・ソウル』、インディペンデント・スピリット賞受賞
『サマー・オブ・ソウル』、久保田利伸・トータス松本・村上てつやなど総勢12名のミュージシャンから称賛コメント到着
『サマー・オブ・ソウル』、伝説級ミュージシャン総勢13名の50年前の幻のパフォーマンス姿がポスターに&非売品パンフレットをプレゼント