メタル・チャーチ、マイク・ハウの死に対する声明を訂正

ポスト

メタル・チャーチは、先週亡くなったマイク・ハウ(Vo)の死因が自殺だったと報道された直後、声明を出したが、その内容を批判されたことから元の声明を削除し、訂正したものを再度、公開した。

◆メタル・チャーチ画像

『TMZ』は、バンドからハウの訃報がもたらされた数日後(7月30日)、彼の死因は縊死だったと伝えた。7月26日午前10時過ぎに通報があり、警察が到着したとき、ハウはすでに死亡していたという。

これを受け、メタル・チャーチは、ハウは「崩壊した医療制度の犠牲者であり、大手製薬会社の悪意に毒された」「要するに、“偽薬”の犠牲になった」などと言及し、ハウの死を政治的見解を主張することに利用していると非難された。

その声を受け、バンドはオリジナルの声明を削除し、「誤解を解きたい」と新たなものをSNSに投稿した。

「僕らは決して、ワクチン接種、新型コロナウイルス、もしくは政治に関連させたかったわけではなく、僕らのブラザーは傷ついており、医療の助けを求めたものの、彼が受けていた治療は彼を守ってくれなかったと言いたかった。そうでなければ、彼はいまも僕らと一緒にいたはずだ」と釈明し、「マイクを知っていた誰にとっても辛い時期であり、僕らはまだブラザーを喪ったことを受け入れようとしているところだ。元の声明が誤解を招いたことを謝罪する」とした上、マイクの死やメタル・チャーチのことで誰かを攻撃するのは止めてほしいと訴えた



メタル・チャーチは7月26日、「マイク・ハウが今朝、カリフォルニア州ユーレカにある自宅で亡くなった。僕らはひどく打ちのめされており、言葉を失っている。この最も困難な時期、僕ら、そしてハウの家族のプライバシーを尊重してほしい」と、ハウの訃報を伝えていた。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報