カート・コバーンの自画像、予想価格28倍の3100万円で落札
音楽だけでなく数多くのアート作品を遺したニルヴァーナのフロントマン、カート・コバーンが描いた自画像がオークションに出品され、28万1,250ドル(約3,100万円)で落札された。
◆関連画像
6月11~13日にこのオークションを開催した競売会社Julian Auctionsは、当初、落札価格を1万~2万ドル(約110万~220万円)の間と予想していたが、最終的にはその14~28倍の値を付けた。
カートはシンガポールにあるスタジオ、TNTミュージック・センターの便箋にフェルトペンを使い、ギターをプレイする自画像を描いた。「プレイの仕方知らないけど、どうでもいい! カート・コバーン ロックスター」との言葉を入れている。
カートはこの絵を、1992年、アルバム『Nevermind』のプロモーションでシンガポールを訪れた際同行していたフリーランスのフォトグラファーJacque Chongさんにプレゼントしたそうだ。Chongさんの許可を得て、Dover Street Market GinzaがプリントTシャツにしたこともあるという。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
【俺の楽器・私の愛機】1632「某スメルズのMVベースです。」
カート・コバーンがニルヴァーナ最後の公演でプレイしたギター、予想落札価格3億円で競売に
エアロスミスのジョー・ペリー、カート・コバーンとの対面を回想「彼は大人しかった」
カート・コバーンが破壊したギター、予想価格の約10倍で落札される
ビリー・コーガン「カート・コバーンは俺らの世代で一番才能がある奴だった」
ブライアン・メイ、カート・コバーンのギター演奏を称賛
ニルヴァーナ、グラミー賞®特別功労賞生涯業績賞を受賞「ロッキンし続けてくれ」
ニルヴァーナのK・ノヴォセリック、テレビを窓から放り投げたいとホテルの承諾を得る
ニルヴァーナ、ハートのウィルソン姉妹らがグラミー賞®特別功労賞を受賞