フィル・コリン、ヴィンス・ニールのパフォーマンス悪評に「あと1年ある」
モトリー・クルーのヴィンス・ニール(Vo)が5月29日、米アイオワで開かれた<Boone Iowa River Valley Festival>に出演し、約1年半ぶりにライヴ・パフォーマンスしたが、声が出ず、オーディエンスの反応やレビューが良くなかったことに対し、2022年にモトリー・クルーと共同ツアー<The Stadium Tour>を開催するデフ・レパードのギタリスト、フィル・コリンがコメントした。
◆ヴィンス・ニール画像
ソロ名義で出演したニールはこの日、モトリー・クルーの楽曲やザ・ビートルズ、Brownsville Stationのカヴァー・ソングを歌ったが、歌詞を覚えていない場面があったり、だんだん声が出なくなっていったと言われ、14曲目の「Girls, Girls, Girls」でパフォーマンスを中断。「みんな、すまない。久しぶりのプレイで、声がいかれた。ああ……、みんなのこと愛してるよ。また会えることを願ってる」と話し、ステージを後にしたという。これには、モトリー・クルー復活となる<The Stadium Tour>が来年に延期されて、ファンにとっては幸いだったと評するレビューもあった。
先週、『The Jeremy White Podcast』にゲスト出演したフィル・コリンは、オーディエンスがネットに投稿したその映像を見たかと問われると、「話は聞いてるよ。でもさ、彼には1年ある」と答えた。
「ツアーに出るといろいろあるよ。俺ら、協力し合えると思う。俺らの間には仲間意識がある。とくにモトリー・クルーとはね。このツアーが発表される前、ニッキー(・シックス)と話してたんだよ。“一緒に取り組もう、一緒に頑張ろう”って。キッスとツアーやって俺が学んだことの1つは、彼らは公演のあらゆる面で100%を求めていたところだ。一緒にツアーしているバンドにおいてもだ。(公演を共にする)他のバンドが良ければ、それは俺らにとっても良いことなんだ。ヴィンスに関して言えば、彼にはあと1年ある。それまでに全て上手く行っていることを俺は願う」
ヴィンス・ニールはこの後、9月に元ガンズ・アンド・ローゼズのスティーヴン・アドラーと、10月にリタ・フォードとの共同公演を予定している。
Ako Suzuki
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