the GazettE、2020年3月10日以降の日々を語る

“読むロックマガジン”こと『ROCK AND READ』の最新刊、第95号が5月26日に発売された。表紙巻頭は同日、約3年ぶり10枚目のフルアルバム『MASS』をリリースしたthe GazettEだ。

◆『ROCK AND READ』第95号 画像

the GazettEは2019年9月23日の横浜アリーナ公演＜第九＞以来、公の場に姿を現していない。同公演後、アルバム制作のためのプリプロなど地下作業に入った彼らだが、久しぶりの公演となるはずだった2020年3月10日の18周年記念ライブ＜DAY / 6576＞も、コロナの影響で中止に。そこからさらに空白の1年を経て2021年3月10日、アルバム『MASS』リード曲「BLINDING HOPE」がデジタルリリースされる運びとなった。


この時系列からもうかがえるように、アルバム『MASS』に結果としてこれらが影響をおよぼしたであろうことは想像に難くない。『ROCK AND READ』第95号ではthe GazettEメンバー全員が個別に、2020年3月10日以降の日々を振り返りながら、アルバム『MASS』を全曲解説。なぜこの作風になったのか、どんな思いがこもっているのか、そして、なぜthe GazettEは配信ライブをしないのか……5人のパーソナルインタビューで解き明かされる。

また、-真天地開闢集団-ジグザグの首謀者でもあるボーカル＆ギターの命による(前世の)生い立ちロングインタビューと完全撮り下ろし写真を32ページにわたって掲載。

このほか、LUNA SEAの真矢復帰公演、MASCHERAのmichi.とPsyco le Cemuのseekによる1990年代姫路ヴィジュアル系シーンの再考察対談、俳優の佐藤流二がRyujiとしてPENICILLINのHAKUEIと組んだユニットThe Brow Beatのメジャーデビュー記念インタビューなど、いつも以上のボリューム感で届けられる。