デイヴ・グロール、カート・コバーンの死直後の生活を語る
デイヴ・グロールが、ニルヴァーナのバンド・メイトだったカート・コバーンが亡くなった直後の心境と生活について、英国BBC Twoの番組『Reel Stories』のインタビューの中で語った。
コバーンを喪い、自分が踏み出さなくてはならなかった第一歩について、グロールはこう語った。「なんの策もなかった。ああいう風に全てが根底からひっくり返り、揺さぶられると、毎日、 “俺は誰なんだ、俺はどこにいるんだ、俺は何してるんだ?”って考えながら目覚めるんだ」
「カートが亡くなった次の日のこと、覚えてる。彼はもう俺らといないのに、俺にはまた新しい1日が来たって思いながら目覚めるのは、ものすごく奇妙だった。“じゃあ、俺は今日何するんだ?”って。そのとき、俺は気づき始めたんだと思う。ああ、俺は全てをもう一度やらなきゃならないんだと。コーヒー作らなきゃならず、それはカートがいなくなってから初めてのコーヒーになる。上に行って着替えなきゃならないが、これはカートがいなくなってから俺が初めて着るものになるとか……。そうやって過ぎていく。正直なところ、自分が何をしてたか、よくわからない。何ヶ月も何ヶ月もそうだった」
今週月曜日、4月5日はカートの命日だった。享年と同じ27年の時が流れた。
Ako Suzuki
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