エピフォン、エミリー・ウォルフのシグネイチャーモデル「Emily Wolfe Sheraton Stealth」リリース
ギブソン・ブランズのグループ・ブランドであるエピフォンから、米国のシンガー・ソングライター/ギタリスト/プロデューサー、エミリー・ウォルフのシグネイチャーモデルが登場。エミリー・ウォルフとテネシー州ナッシュヴィルにあるエピフォンのルシアー達のコラボレーションによって完成した、ウォルフにとって最初のエピフォン・シグネイチャーギターとなる「Emily Wolfe Sheraton Stealth」がリリースされた。
エミリー・ウォルフは次のようにコメントしている。
「このシェラトンは、単なるツールではなく、まさに私の体の一部であり、ヴィンテージ・ギターと同じような魔法がかかっていて、毎日のように曲が溢れ出てくるんです。シェラトンと私は一心同体なので、アーティストとしての私の創造性から生まれた作品とリスナーであるオーディエンスとの間には何の障壁もないんです。」
▲「Emily Wolfe Sheraton Stealth」を手にするエミリー・ウォルフ。
エピフォンとクレイマーのブランド・ディレクターであるクリスタ・ギリーは、こうコメントしている。
「私達エピフォン・チームは、このたび『Emily Wolfe Sheraton Stealth』 シグネイチャーモデルを完成させ、発表できることをたいへんうれしく思っています。エミリーは、テキサスの精力的なシンガー・ソングライター且つ才能あるギタリストであり、創造性を掻き立てるギターや機材には常に情熱を注いでいます。 私達エピフォンは、このようなタイプのギターを製作することが使命であり、エミリーのような才能溢れる女性アーティストと一緒に仕事ができることは、たいへん光栄なことです。」
エミリー・ウォルフの新曲「No Man」のパフォーマンスがYouTubeで公開されている。これはテキサス州オースティンのギブソン・ショールームで収録されたものだ。
エピフォンのシェラトンは、多くのアーティストに愛されてきた名器。これまで伝説のブルース・アーティスト、ジョン・リー・フッカーから、オアシスのノエル・ギャラガー、ゲム・アーチャー、U2のジ・エッジ、キングス・オブ・レオンのマシュー・フォロウィル、エミリー・ウォルフなどが愛用してきた。それは、ギブソンES-335に似たシンライン、ダブルカッタウェイ、セミホロウ・ボディのデザインで、何世代にもわたってその時代のプレイヤーたちのサウンドを生み出し続けている。
新作「Emily Wolfe Sheraton Stealth」は、ウォルフの創造力とエピフォンのルシアー達の協力によって誕生した初のシグネイチャーギター。インディアン・ローレルのフィンガーボードには、22ミディアム・ジャンボ・フレットとアバロン・ライトニングボルトをあしらったマザー・オブ・パールのブロック・インレイを採用している。
ヘッドストックは60年代に人気を博したカラマズー・シェイプで、表にはマザー・オブ・パールのツリー・オブ・ライフ・インレイ、エミリー・ウォルフのロゴ、裏にはブラック・グロスのエミリー・ウォルフ「ステルス」シグネイチャーが施されている。 さらに、Grover Rotomaticチューニング・マシン、Graph Techナットを搭載し、Epiphone LockTone Tune-O-MaticブリッジとStop Barテールピースの組み合わせにより、素晴らしいサスティンが生み出される。
エレクトロニクスには、Epiphone Alnico Classic PROハムバッカー・ ピックアップとCTSポテンショメーターが搭載されており、それぞれのピックアップのボリュームと全体のトーンをスムーズにコントロールすることが可能。ブラック・エイジド・グロス・フィニッシュ、ハードウェアはわずかにエイジド加工されたゴールド・ハードウェアが採用されている。製品にはEpiLiteケースが付属する。
エミリー・ウォルフは、ミュージシャンの中でも群を抜いて才能があり、その情熱的なプレイと独創的なソング・ライティング力で、これまでのロックンロールに新たな息吹をもたらしている。 エミリーは、そのソング・ライティング力、パワフルなリードボーカル、圧倒的なギタースタイルで、これまでゲイリー・クラーク・ジュニア、ザ・ストラッツ、ザ・プリテンダーズ、ホワイト・リーパー、ジョーン・ジェット、キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメンらとステージを共にしてきた。 5歳の頃から独学でギターを学んだウォルフは、今でもその技術を磨き、さらに上のレベルを目指している。
製品情報
価格:118,800円(税込)
発売中
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