『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』、異色コンサートが企画された裏側を語る本編特別映像解禁
観客は開演した真夜中から明け方まで、会場に並べられたベッドに横たわり“眠っている間に聞くために作られた8時間以上に及ぶマックス・リヒターの<スリープ(SLEEP)>ライブ演奏を聴く。そしてそのまま本当に眠ってしまったり、歩き回ることも自由―。ロサンゼルス野外のグランドパークやシドニーのオペラハウス、アントワープの聖母大聖堂など世界各地のシンボリックな場所で次々と開催し話題をさらった“眠り”をテーマとするまったく新しいスタイルのコンサート<スリープ>の全貌とその裏側を、このコンサートを企画、そして「スリープ」の作曲・演奏も手掛けた音楽家マックス・リヒターの素顔とともに追いかけた珠玉のドキュメンタリー『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』が2021年3月26日(金)に日本公開決定、この度、なぜこの不思議なスタイルのコンサートが企画されることになったか、その理由が明かされる本編映像を解禁する。
◆『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』 関連動画&画像
映像は、2007年、世界遺産に登録、オーストラリアのアイコンでありシドニーを象徴する建物でもある“オペラハウス”を始め、これまで世界各地行われた<スリープ>コンサートの会場の様子を捉えるところから始まり、続いて語られるのは、マックス・リヒターの妻であり、リヒター曰く“本企画の参謀役”ユリア・マールからの告白。「(私は)もともと難民だから、あらゆる角度から難民問題に迫りたかった」「私が重視したのはこの作品がコミュニティとつながりを生み出すこと」「その機会を提供したい」と、なぜこの“8時間以上ベッドに横たわったまま”という不思議なスタイルのコンサートが実現することになったかを、自身の過去を振り返りながら回答、先進国だからこそ抱える現代のストレス以外にも、戦争、難民……さまざまな要因で“安心して眠ることのできない”世界中の人々に向けて、音楽という世界共通の言語を通した優しいメッセージが本作を通して伝わることを願っていると語っている。
『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』
監督:ナタリー・ジョンズ /製作:ステファン・デメトリウ、ジュリー・ヤコベク、ウアリド・ムアネス、ユリア・マール/撮影:エリーシャ・クリスチャン 出演:マックス・リヒター、ユリア・マール、(ソプラノ)グレイス・デイヴィッドソン、(チェロ)エミリー・ブラウサ、クラリス・ジェンセン、(ヴィオラ)イザベル・ヘイゲン、(ヴァイオリン)ベン・ラッセル、アンドリュー・トール/2019年/イギリス/英語/99分/シネスコサイズ/原題:Max Richter’s Sleep/映倫:G
配給:アット エンタテインメント
(C)2018 Deutsche Grammophon GmbH, Berlin All Rights Reserved
◆『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』 オフィシャルサイト
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