ジョン・ボン・ジョヴィ、10代のとき一瞬、ミック・ジャガーのバンド・メイトに
ジョン・ボン・ジョヴィはティーンエイジャーだった80年代初めのある日、文字通り、一瞬だけミック・ジャガーのバンド・メイトになったことがあるという。
ジョンは、『Rockonteurs』ポッドキャストのインタビューで、実物を目にしたことはないが、その証拠となる「写真は存在する」と太鼓判を押し、その貴重な体験について語った。
「(ニューヨークにあるPower Stationスタジオの)近くでバンドとリハーサルするところで、タクシーから降りて、運転手に支払う小銭を数えてたら、どこかの車から彼らが出てきたんだ。ザ・ストーンズだよ! 彼らがスタジオに入ろうとしたら、ゴミ箱の裏からフォトグラファー、パパラッチが飛び出してきて、写真を撮り始めた。“ミック、ミック、ミック、写真撮らせて!”って叫んでたよ」
ジョンと友人たちはそこに踏み込み、フォトグラファーを追い払おうとしたそうだ。そのとき、思いがけない出来事が起きたという。
「誓って言うけど、本当の話だ。ミックは俺と友人らをつかまえて、(フォトグラファーに向かって)“これが僕のニュー・バンド、ザ・フロッグスだ”って言ったんだ。それで、僕ら、写真を撮られた」
残念ながら、そのフォトグラファーを見つけ出そうとしたが叶わず、その写真を目にしたことはないという。
ジョンは当時、従兄Tony Bongioviが経営するPower Stationスタジオで雑用係としてアルバイトしており、スターに会う機会があったが、そこで「大物ほどナイスな人が多い」と実感したそうだ。
Ako Suzuki
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