M-Audio、指1本でコードが弾けるモードやオートマッピング機能を搭載した88鍵ハンマーアクションキーボード「Hammer 88 Pro」

M-Audioから、アフタータッチ対応の88鍵ハンマーアクションキーボードが登場。RGBバックライト付きパッドやボリュームスライダーを搭載、スマートコントロルやオートマッピング機能を内蔵し、あらゆるシチュエーションでの演奏に理想的な「Hammer 88 Pro」が、3月18日に発売される。


「Hammer 88 Pro」は、フルレンジMIDIキーボード・コントローラーの新製品。アフタータッチ対応の88鍵のハンマーアクション鍵盤を搭載し、自然なタッチでの演奏を実現。また、ソフトウェアコントロールもオンボードで行うことができるので、箱から取り出してすぐに本格的な音楽制作を始めることができる。

フロントパネルに搭載された16個のRGBバックライト付きアサイナブル・パッドはベロシティ対応で、ノートリピート機能も搭載。ビートメイクやクリップローンチに使用できる。また、9つのアサイナブルフェーダーと8つのアサイナブルノブ/ボタンではDAWのパラメーターをコントロールすることが可能だ。


Pro Tools、MPC Beats、Cubase、Logic、Studio One、Fruity Loopsなどを含むあらゆるDAWソフトウェアのコントロールが可能で、多くの主要機能のオートマッピングがカンタンに行える。付属のバーチャル・インストゥルメントともオートマッピングが行われるので、クリエイティブで直感的なリアルタイム・コントロールが可能だ。また、内蔵のアルペジエーターは、DAWソフトウェアのすべてのバーチャルインストゥルメントで使用可能。スタイルに合わせてLatchモードとMomentarilyモードを使い分けることもできる。

視認性に優れたOLEDディスプレイでは、サウンドの確認やマッピングの選択、ミックスのコントロールも可能。また、バックパネルには5ピンMIDI入出力、サスティンペダル/フットペダル接続端子×3、エクスプレッション・ペダル端子×1を備える。


高精度なタッチを誇る「Hammer 88 Pro」のハンマーアクション鍵盤には高度な高速キーベッド・スキャンテクノロジーを採用しており、非常に表現力豊かな演奏体験を実現。また、アサイナブル・アフタータッチのカスタマイズも可能。最初にキーを押した後、キーに加える圧力を変えることにより、バーチャル・インストゥルメント・プラグインが生成するサウンドを変化させることができ、表現したいムードやダイナミクスを自然かつ感情豊かな演奏で再現することができる。

音楽制作をスムーズに進めるために用意されたのが、「コードモード」と「スケールモード」という2つのモード。コードモードを有効にすると、キーボードのキーやパッドを1つ押すだけでコード演奏が行える。一方のスケールモードでは、16スケールの中から指定したスケールのノート以外のキーは触っても鳴らない設定にすることが可能。これらのモードを使いこなせば、音楽的なスキル習得に時間を奪われることなく、より多くの時間をクリエイティブな制作に充てることが可能になる。


優音楽制作ソフトウェアが付属するのもうれしいポイント。レコーディング、ストリーミングコンテンツやシーケンス作成に最適な音楽製作ソフトウェアやバーチャル・インストゥルメント、サウンドコンテンツを用意。スタイルを問わず、クリエイティブな音楽制作を即座に開始することができる。