M-Audio、フェーダーやノブを自動マッピング、指1本で和音を奏でる機能も備えたキーボード「Oxygen Pro」シリーズ3モデル

M-Audioから、指1本で和音を奏でことができるスマートコントロールや、操作子を自動でマッピングする機能を搭載したUSB MIDIキーボードコントローラー「Oxygen Pro」シリーズが登場。「Oxygen Pro Mini」「Oxygen Pro 49」「Oxygen Pro 61」の3機種が11月29日より順次発売される。
Oxygen Proシリーズは、クリエイティブな音楽制作を実現するために必要なツールが揃ったパワフルなUSB接続のMIDIコントローラー。バーチャル・インストゥルメントのコントロール機能を多数搭載し、ソフトウェアベースの制作にとらわれることなく音楽制作に集中することができる。USBバスパワー駆動で、視認性の高いOLEDディスプレイを搭載。コードモード/スケールモードという2つのスマートコントロール、オートマッピング、アルペジエーターやノートリピート機能など、クリエイターの創造力を形にする機能を備える。
「Oxygen Pro 49」と「Oxygen Pro 61」は16個のRGBバックライト付きベロシティ対応パッド、9つのアサイナブルフェーダー、8つのアサイナブルノブ、5ピンMIDIと出力に加え、DAWソフトウェアを最大限に活用できるクラス最高水準のセミウェイトキーボードを搭載。コンパクトな「Oxygen Pro Mini」は8個のベロシティ対応パッド、4つのアサイナブルノブ、4つのアサイナブルフェーダーを搭載する。

多彩な操作子を各種ソフトウェアで生かすために用意されたのが「オートマッピング」機能。MPC Beats、ProTools、Ableton Live、Logic Pro、Studio One、Steinberg CubaseなどのDAWソフトウェアや、付属のAir Music Tech製バーチャル・インストゥルメントとも自動的にマッピングが行われるのでクリエイティブで直感的なリアルタイム・コントロールが可能だ。
「スマート・コードモード」は、鍵盤パッド1つで和音を奏でることができる機能。押すキーやパッドによってコードのルートが決まり、メジャーやマイナー、ボイシングなどは設定でカスタマイズ可能だ。指定した16スケールのノート以外のキーは触っても鳴らない設定にすることができる「スマート・スケールモード」も搭載する。これらのモードを使いこなせば、演奏などの技術的なことに時間を奪われることなく、より多くの時間をクリエイティブな制作にあてることが可能になる。
音楽制作ソフトウェアも多数用意。MPCのワークフローを取り入れたMPC BeatsやPro Tools | First M-Audio Edtion、Ableton Live LiteといったDAW、シンセ音源Hybrid 3やピアノ音源のVelvetをはじめとするバーチャルインストゥルメント、MPC Expansionパックが付属するので、購入後すぐに充実した音楽制作環境を整えることができる。
製品情報
◆Oxygen Pro 61
税込以上想定価格:33,000円
発売日:2020年11月29日
◆Oxygen Pro 49
税込以上想定価格:27,500円
発売日:2021年2月頃発売予定
◆Oxygen Pro Mini
税込以上想定価格:12,000円
発売日:2021年2月頃発売予定
<付属DAWソフトウェア>
・MPC Beats
・Pro Tools ¦ First M-Audio Edition
・Ableton Live Lite
<付属バーチャル・インストゥルメント>
・Hybrid 3 – マルチオシレーター・シンセ
・Velvet – 電子ピアノ
・Mini Grand – アコースティックピアノ
・Boom – ビンテージドラムマシーン
・DB-33 – クラシックオルガン
<MPC Expansionパック>
・MPC Beats Producer Kits – マルチジャンル対応ビートメイキングパッケージ
・F9 Instruments Beats Edition – 25種類の高品質楽器サンプルライブラリ
・LANIAKEA Sounds – TrapSoul & LoFi Productionパック
・MSX Audio – Soulful Drumsコレクション
・ADSR – LoFi Producerコレクション
・MVP Urban Roulette Beats Edition – Urban Kits & Samples Expansionパック
・Cr2 Deep House Beats Edition – Deep House Expansionパック
<Oxygen Proシリーズのおもな特徴>
・クラス最高水準のベロシティ/アフタータッチ対応の61鍵セミウェイトキーボード、各種機能アサイン可能
・ビートメイク、クリップローンチで使用できるノートリピート機能に対応した16個のRGBバックライト付き、ベロシティ対応/アサイナブル・パッド(Oxygen Pro Miniは8個のみ搭載)
・バーチャル・インストゥルメント、エフェクトプラグイン、DAWパラメーターなどをコントロール可能な8つのアサイナブルノブ/ボタン(Oxygen Pro Miniは4つのみ搭載)
・Presetボタン/DAWボタンでDAWやプラグインパラメーターのオートマッピングが可能
・和音を奏でるコードモードと和音の設定をカスタマイズできるスケールモード
・スケールモードでは任意のキー以外鳴らない設定にできるので音楽制作がより簡単に
・Type/Octave/Gate/Swingのコントロールが可能なアルペジエーター
・1/4インチサステイン・ペダル端子と人間工学に基づき設計されたピッチベンド&モジュレーションホイール
・外部MIDI デバイスとのUSB MIDI接続を可能にする5ピンMIDI出力
・素早いコントロールエディットを可能にするOLED画面など、直感的な操作ができる機能のレイアウト
・MIDIエディターソフトウェア、音楽制作ソフトウェア付属
関連リンク
◆Oxygen Pro 61 製品詳細ページ
◆Oxygen Pro 49 製品詳細ページ
◆Oxygen Pro Mini 製品詳細ページ
◆M-Audio
◆inMusic Japan
◆BARKS 楽器チャンネル
関連画像&映像