レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン「人数制限する環境ではプレイしない」

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通常の公演が開けず、人数制限を設けた会場やドライブイン・シアターでプレイするミュージシャンもいるが、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは、彼らの公演ではオーディエンスも重要な要素であり、そういった代替は考えられないという。

◆レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン画像

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは2020年にライブ活動を再開予定だったが、新型コロナウイルスのパンデミックにより、まだ実現できずにいる。

ベーシストのティム・コマーフォードは最近、買い物途中で『TooFab』の直撃取材に出くわし、こう話したという。「ミュージシャンはいまやお払い箱だ。俺にとってはストレスだよ。レイジの場合、“俺らはオーディエンスに頼ってる”って実感するから。彼らはバンドだけでなくオーディエンスのことも見たくて、レイジの公演へ行くわけだよ。俺らにはそれが必要なんだ」

「俺らは、ドライブイン公演や数万人を収容できるのに数千人しか入れない会場でプレイするような背信者には絶対ならない。そんなのクソだ。レイジは絶対にそういうことはしない。オーディエンスも無我夢中になれなければ、それはいい公演じゃない。共有体験であるべきだ」

バンドは、復活公演でこれまでとは違うことをやろうと計画していたため、コマーフォードはそれができないことにもガッカリしているそうだ。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは2020年3月から7ヶ月にわたり、世界ツアーを開催予定だった。新しい日程はまだ発表されていない。

Ako Suzuki
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