リッチー・コッツェン、「今夜はビート・イット」でエディ・ヴァン・ヘイレンを知り夢中に

ポスト


ギタリストのリッチー・コッツェン(51歳)は、マイケル・ジャクソンの「Beat It」のギター・ソロに衝撃を受け、エドワード・ヴァン・ヘイレンのことを知ったという。

◆リッチー・コッツェン画像、動画

『RockSverige』のインタビューで、コッツェンはエドワードについて、こう語った。「この楽器(ギター)を学ぶ若者として、僕が模倣しようとした最初の数少ないギタリストの1人だった。初めて彼の演奏を聴いたときのこと、忘れられない。僕はこのくらい疎かったわけだけど……。家族と車で家に戻るときだ。両親がラジオをかけていて、“Beat It”のギター・ソロが流れたんだ。それが始まった途端、父が車を停めようとしたから、僕は“やめろ!”って叫んだ。父を怖がらせたよ」

「そこからだ。あれをプレイしたのが誰か、知る必要に迫られた。あんなギター・サウンド、聴いたことなかった。いくつもコンサートに行ってたし、ブラック・サバスやスコーピオンズのファンだったけど、あんなギター・サウンドはそれまで聴いたことがなかった。僕はこうしてヴァン・ヘイレンに夢中になり、そこから彼らが作ったアルバム全てを買うようになったんだ」

コッツェンは「Beat It」を聴くまで、ヴァン・ヘイレンに関しては雑誌で見たことがあるくらいで、知識がなかったという。「クレイジーだよね(笑)。忘れもしないよ。若いとき、友人たちと雑誌を見ていて、ヴァン・ヘイレンの写真があった。僕ら、“こいつら、見ろよ。ギターを台無しにしてる。なんでこんな風にギターをペイントするんだ?”とか話してた。僕が言ったわけじゃないよ。友人が写真を指差して、そう言ってた。僕ら、ヴァン・ヘイレンが誰なのか知らなかったんだよ。僕ら、ブラック・サバスやスコーピオンズのことは知ってた。でも、ヴァン・ヘイレンについては知らなかった」

コッツェンは、今月26日、アイアン・メイデンのギタリスト、エイドリアン・スミスとコラボしたアルバム『SMITH/KOTZEN』をリリースする。アルバムには、「Taking My Chances」「Running」「Scars」「Some People」「Glory Road」「Solar Fire」「You Don’t Know Me」「I Wanna Stay」「‘Til Tomorrow」の9曲が収録され、先週、「Scars」のミュージック・ビデオが公開された。


Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報