全米アルバム・チャート、モーガン・ウォレンが4週連続1位
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、オーディション番組『The Voice』出身のカントリー・シンガー、モーガン・ウォレンのセカンド『Dangerous: The Double Album』が4週連続の1位を獲得した。
ウォレンは先週、チャートの集計が締め切られる2日前、人種差別用語を口にする映像が流出し物議をかもし、ラジオ局が彼の音楽を流すのを止めたり、ストリーミング・サービスのプレイリストなどから削除され、レコード会社は契約を無期停止処分とした。その影響は次のチャートで顕著に現れるものと見られている。
2位には、ラッパー、リル・ダークの6枚目のスタジオ・アルバム『The Voice』がデラックス・エディションがリリースされたことで先週の5位から再浮上。昨年7月に発表された故ポップ・スモークのデビュー・アルバム『Shoot For The Stars, Aim For The Moon』が2位から3位へ後退した。
今週は動きが小さく、新たにトップ10入りしたアルバムはなかった。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
全米アルバム・チャート、モーガン・ウォレンの最新作が19週1位でカントリー・アルバムの新記録樹立
全米アルバム・チャート、モーガン・ウォレンの『One Thing At A Time』が非連続18週目の1位
全米アルバム・チャート、モーガン・ウォレンの『One Thing At A Time』が17週目の1位
全米アルバム・チャート、モーガン・ウォレンの最新作が16週目の1位
全米アルバム・チャート、オリヴィア・ロドリゴの新作『GUTS』が初登場1位
全米アルバム・チャート、ザック・ブライアンの新作が2週目の1位
全米アルバム・チャート、ザック・ブライアンが初の1位獲得
全米アルバム・チャート、トラヴィス・スコットの『UTOPIA』が4週連続1位
全米アルバム・チャート、トラヴィス・スコットの『UTOPIA』が3週連続1位