全米アルバム・チャート、トラヴィス・スコットの『UTOPIA』が4週連続1位
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、トラヴィス・スコットが先月終わりに発表した5年ぶりの新作、通算4枚目のスタジオ・アルバム『UTOPIA』が4週連続となる1位に輝いた。大ヒットした前作『Astroworld』(2018年)の3週間(非連続)を上回り、自己最長をマークした。
◆トラヴィス・スコット画像
2位も先週と変わらず、カントリー・シンガー、モーガン・ウォーレンの『One Thing At A Time』がキープし、アイルランド出身のシンガー・ソングライター、ホージアのサード『Unreal Unearth』が3位に初登場した。彼のスタジオ・アルバムは本国アイルランドでは3作全てが1位を獲得し、アメリカではファースト『Hozier』(2014年)が2位、セカンド『Wasteland, Baby!』(2019年)が1位につけており、これで全アルバムがトップ3圏内に入った。英国では、最新作『Unreal Unearth』で初の1位に輝いた。
今週はこのほか、BTSのメンバー、J-HOPEが昨年7月にリリースしたソロによるファースト・アルバム『Jack In The Box』が、ボーナス・トラックを加えた新ヴァージョン「HOPE Edition」が発売されたことで6位にチャート・インした。昨年、デジタル・リリースされたときの最高位は17位だった。
そして今週も、テイラー・スウィフトが3作(『Midnights』5位、『Speak Now (Taylor's Version)』7位、『Lover』8位)、モーガン・ウォーレンが2作(『One Thing At A Time』2位、『Dangerous: The Double Album』10位)をトップ10入りさせた。
Ako Suzuki
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