ブライアン・メイ、クイーンの最初期の公演の1つを録音したテープを発見

ポスト

ブライアン・メイは最近、クイーンの最も初期の公演の1つを録音したカセットテープを発見したそうだ。メイが通っていたインペリアル・カレッジ(ロンドン)でプレイしたときのものだという。

◆クイーン画像

彼は『Classic Rock』誌最新号で、こう明かした。「僕らは常に、歴史的に重要だと思うものを探し出そうとしている。それでつい最近、1本のテープが出てきたんだ。僕は興奮してる。インペリアル・カレッジの講堂で開いた僕ら初期のギグの1つだ。自分がこのカセット持ってるってことさえ知らなかった」

「僕ら、まだ未熟だったよ。フレディが成長していく中で、あの時点の彼の声を聴けるのは興味深い。彼は意思の力、カリスマ、情熱とも備わっていたが、まだあの声を十分に発揮しきれていなかった。だから、僕はちょっと躊躇しているんだ。フレディが、あの段階での自分を聴いてハッピーに思うか、わからないからね。でも、もし彼が生きていて今ここにいたら、多分、僕と同じようなことを言ってたと思う。“おおダーリン、僕らひよっ子だった”ってね」

テープをどうするか、いま検討中だという。「数年前の僕らなら、守りに入ってて、“これは誰にも聴かせるべきじゃない。すごく荒っぽいから”って考えてたはずだ。でも、人生でこの立場になると、寛大になるんだよ。過去の自分たちを恥じてはいない」

ブライアンはテープがいつ録音されたのかは言及しなかった。彼らが初めてインペリアル・カレッジでプレイしたのは1970年7月18日。その年は8月にもそこでプレイしている。この時期のものであれば、ジョン・ディーコン(B)はまだ加入していない。

Ako Suzuki

この記事をポスト

この記事の関連情報