新進気鋭のサックス奏者“サム・ゲンデル”とベーシスト“サム・ウィルクス”が2018年に産み出した名盤が初CD化

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ノンサッチからのリリース等でも注目を集める、新進気鋭のサックス奏者サム・ゲンデルと、ルイス・コールがドラムを務めるKnowerやジェイコブ・コリアのサポートメンバーとしても知られるベーシスト“サム・ウィルクス”の2人が、2018年に産み出した名盤が待望の初CD化となる。

◆サム・ゲンデル&サム・ウィルクス 関連画像

2018年にカセット・テープとレコードで発売された本作『Music For Sax ofone & Bass Guitar』は、何度か再プレスをするも即ソールドアウトを繰り返し、現在ではほぼフィジカルでの入手は不可能であっただけに、この名盤のCD化を待ち望んでいた人も多いはず。タイトルのとおり、「サックスとベースのための音楽」がテーマとなっており、二つの楽器から生まれた演奏とは思えないほどの壮大かつ複雑な構成、そしてどこかレトロ・フューチャリスティックな全7曲が収録されている。ジャズというジャンルにとらわれず、アンビエント、ヒップホップ、サイケなどあらゆる音楽を吸収し、エクスペリメンタルにそれぞれのサウンドスケープを展開する、この二人の才能には脱帽といえるだろう。なお限定店舗で、Tシャツ付きセットやジャケットデザインのパーカーも発売が決定している。

加えてサム・ウィルクスによる初ソロ作「Wilkes」も同時発売で再発決定となっているので合わせてチェックしてほしい。


『Music for Saxofone and Bass Guitar』

2021年3月24日(水」
astrollage(ASGE35) 2,400円+税
解説:山本勇樹(Quiet Corner)

■Tracklist :
1. Boa
2. Theem And Variations
3. Track One
4. Greetings To Idris
5. Irish
6. Kiefer No Melody
7. You'll Never Get To Heaven

◆astrollage オフィシャルサイト
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