アニマルズのギタリスト、ヒルトン・ヴァレンタイン死去

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アニマルズのオリジナル・メンバーの1人、ギタリストのヒルトン・ヴァレンタインが、1月29日、77歳で亡くなった。

◆ヒルトン・ヴァレンタイン画像

ヴァレンタインは1963年、エリック・バードン(Vo)、アラン・プライス(Key)、チャス・チャンドラー(B)、ジョン・スティール(Ds)とアニマルズを結成。「The House Of The Rising Sun」「Don’t Let Me Be Misunderstood」「We Gotta Get Out Of This Place」「Don’t Bring Me Down」などのヒット曲を生み、ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・キンクスらと並びブリティッシュ・インヴェイジョンを代表するバンドとなった。そのブルージーなロックは、多くのミュージシャンに影響を与えた。

ヴァレンタインは、1966年に脱退したものの、何度かリユニオンに参加し2001年までアニマルズでプレイしてきた。1994年にはバードン、プライス、チャンドラー、スティールとロックの殿堂入りを果たしている。60年代後半からはソロ活動も行なっていた。





エリック・バードンは、60年代にステージで撮影されたヴァレンタインとの2ショットをインスタグラムに投稿し、「Rising Sunのオープニング・オウパスはもう同じサウンドにはならない!…君はあれをただプレイしていたんじゃない。享受してた! ヒルトンの突然の訃報に心が引き裂かれそうだ。僕らは素晴らしい時間を共にしたな、ジョーディー・マン(ニューカッスル周辺出身の人たちの愛称)。ノース・シールズから世界へ…ロック・イン・ピース」と、追悼の言葉を上げている。

Ako Suzuki

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