ポール・スタンレーのソウル・ステーション、3月にデビュー・アルバムを発表

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キッスのポール・スタンレーが、彼率いるソウル/R&B・プロジェクト、ソウル・ステーションのデビュー・アルバムの詳細を明かした。

◆ソウル・ステーション画像、動画

タイトルは『Now And Then』で、3月5日にリリースする。スピナーズの「Could It Be I’m Falling In Love」、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズの「Ooo Baby Baby」、テンプテーションズの「Just My Imagination (Running Away With Me)」、スタイリスティックスの「You Are Everything」など60~70年代のR&B名曲のカヴァーほか、スタンレー作のオリジナル・ソング5曲も収録される。

金曜日(1月15日)、ファースト・シングル、ファイヴ・ステアステップスの「O-O-H Child」のカヴァーがデジタル・リリースされ、アルバムのレコーディング・セッションを収めた8分ほどのドキュメンタリー映像も公開された。





レッド・ツェッペリンなどブリティッシュ・バンドに出会うまで、ソウル/R&Bを聴いて育ったというスタンレーは、先月、『Lipps Service with Scott Lipps』のインタビューで「俺がやってることの核になった。全てにおいてってわけじゃないが、中心にあるのは確かだ。いつだってそうだった」、そのソウル/R&Bの名曲が「ラップ・ソングでサンプルに格下げされてきたのを、俺は残念に思ってた。あれらの曲にはもっともっと価値がある。リスペクトされるだけでなく、ちゃんと聴かれるべきだ。俺らがライヴでプレイすると、みんなの顔が輝く。素晴らしい、素晴らしい曲たちなんだ」と話していた。

オリジナル・ソングを加えたことについては、「ソウル・ステーションで素晴らしいライヴを行いながら、アルバムを制作しているうちに、バンドも曲も、過去だけに頼っていてはいけないと思い始めたんだ。それで、過去と現在とを継ぎ目なく滑らかに結び付けるような曲を書くことを目標に、新曲作りに着手した。自分が尊敬する大勢の人々から感想を聞いた限りでは、その使命は達成できたよ」とコメントしている。

ソウル・ステーションは2015年9月にカリフォルニアで初ライヴを開催。その後、アメリカ(2016年カリフォルニア)と日本(2018年東京)でライヴ・パフォーマンスを行なってきた。

Ako Suzuki

『ナウ・アンド・ゼン』『Now And Then』

2021年3月5日(金)発売
UICY-15975 ¥2,500+税
※日本盤のみSHM-CD仕様
予約・先行曲試聴: https://umj.lnk.to/soulstation-alpr

【収録曲】
1. フィラデルフィアより愛をこめて Could It Be I'm Falling In Love ※スピナーズ
2. アイ・ドゥ I Do
3. アイ、オー・アイ I, Oh I
4. ウー・ベイビー・ベイビー Ooo Baby Baby ※スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ
5. ウー・チャイルド O-O-H Child ※ファイヴ・ステアステップス
6. セイヴ・ミー(フロム・ユー) Save Me (From You)
7. はかない想い Just My Imagination (Running Away With Me) ※テンプテーションズ
8. ホエネヴァー・ユーアー・レディ(アイム・ヒア) Whenever You're Ready (I'm Here)
9. ほほを流れる涙 The Tracks Of My Tears ※スモーキー・ロビンソン
10. レッツ・ステイ・トゥゲザー Let's Stay Together ※アル・グリーン
11. ララは愛の言葉 La-La - Means I Love You ※デルフォニックス
12. ローレライ Lorelei
13. ユー・アー・エヴリシング You Are Everything ※スタイリスティックス
14. ベイビー・アイ・ニード・ユア・ラヴィング Baby I Need Your Loving ※フォー・トップス

*※印はオリジナルのアーティスト
*無印はポール・スタンレーが書き下ろしたオリジナルの新曲
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