ヴィンス・ギル「自分がイーグルスの一員になったのを良く思っていない人が多いのは理解できる」

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グレン・フライが亡くなった後、彼の息子ディーコンと共にイーグルスに加入したヴィンス・ギルが、それを良く思っていない人たちがいることに理解を示した。

◆イーグルス画像

2016年1月にグレンが亡くなり、ドン・ヘンリーは一度、イーグルスの解散を表明したが、彼らは翌年、ディーコンとカントリー・ミュージシャンのギルを加え、ライブ活動を再開した。

ギルは、Musicians Hall Of Fame & Museumとのインタビューで、こう語った。「違うよね。オリジナルのようには良くない。僕はグレンと同じようには歌わないし、そのフリをするつもりもない。僕があのバンドにいることに、多くの人がネガティブなコメントをしているのは知ってる……。僕はそれを理解できる。僕の大好きなバンドでもあるからね。自分が“New Kid In Town”を歌うのを聴きたくなんかないよ。でも、他に選択肢はないんだ。だから、僕はあれら素晴らしい曲が生き続けるよう自分の役目を果たそうとしている」

「ドンは自信を持って、“僕が望んでいるのは君だけだ”って言ってくれた。僕にとってはそれが全てだったよ。僕は80年代、マネージャーが一緒で、グレンのことをよく知ってた。ジョー(・ウォルシュ)とはCrossroadsで会っていて、マイケル・マクドナルドやシェリル・クロウ、ノラ・ジョーンズらとトラヴェリング・ウィルベリーズみたいなバンドをやりたいって話してたんだ。それが、グレンが亡くなるという悲劇が起き、彼ら自身も含め、大半の人がイーグルスはもうやらないだろうって思ってた。そんなとき、彼らから“考えてくれないか?”って言われたんだ。イーグルスはいつだって僕の大好きなバンドだった。本当に驚いた」

イーグルスは新ラインナップで2017年から毎年公演を開いており、2021年は夏から秋にかけて英国(ロンドン)および北米でツアーを開催する予定。

Ako Suzuki
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