BOSSからプロ・クラスの性能を小型ボディに凝縮したギター用エフェクツ・プロセッサー「GT-1000CORE」登場

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ローランドからBOSSブランド最高峰のサウンド・クオリティと優れた機能性をポータブルなペダル・タイプのボディに凝縮したギター・エフェクツ・プロセッサー「GT-1000CORE」が登場。10月24日に発売される。

「GT-1000CORE」は、BOSSのマルチ・エフェクツ・プロセッサーのフラッグシップ・モデルである「GT-1000」(2018年発売)の、プロ・クオリティのサウンドと機能を、ポータブルなボディに凝縮したマルチ・エフェクツ・プロセッサー。幅173mm×奥行き135mmの本体は、単体での使用はもちろん、コンパクト・エフェクターと一緒にペダルボードを組み上げたり、プロ・ミュージシャンの大型エフェクト・システムへの組み込みにも最適な仕様だ。


▲コンパクトなボディでペダルボードへの組み込みも容易。

楽器専用に開発した高性能DSPを搭載し、「GT-1000」ゆずりの「AIRD」テクノロジーを備え、本格的な真空管アンプのサウンドと弾き心地を実現。高品位なエフェクト群と組み合わせて思いどおりの音作りが行える。プリアンプは幅広いスタイルに対応するBOSSのオリジナルのアンプ・タイプをはじめ、ヴィンテージからモダン・ハイゲイン系まで多くのタイプを搭載。エフェクトは定番のヴィンテージ・モデルに加え、BOSSコンパクト・ペダルの人気モデルやサウンド・クオリティの評価が高い「500シリーズ」アルゴリズムを採用したものまで、幅広いバリエーションを揃える。また、ベーシスト向けにこだわりの3タイプのベース・アンプも搭載。8種類のベース・オーバードライブ/ディストーションをはじめとしたエフェクトとの組み合わせで多彩な音作りが可能だ。


拡張性も充実。ステレオ対応のSEND/RETURN端子を2系統装備し、他のエフェクターやギターアンプ本体のサウンドを生かした音作り、PAシステム/レコーダーへ個別出力など多彩な接続が可能。側面のCTL端子は、エクスプレッション・ペダルを接続してリアルタイムにサウンドをコントロールしたり、接続するギターアンプのチャンネル切り替えなどが可能。TRS端子を採用したMIDI IN/OUT端子も備え、外部MIDI機器との連携にも対応する。


▲2系統のSEND/RETURNやエクスプレッション・ペダルなどを接続できるCTL端子を装備。側面にはTRS端子によるMIDI入出力ともう一つのCTL端子を配置。

自宅での練習やレコーディングにも最適。マルチチャンネル対応のUSBオーディオ/MIDIインターフェイス機能により、DAWへのレコーディングやリ・アンプも可能。また、出力設定に「RECORDING」を選べば、内蔵する豊富なスピーカーやマイクのサウンドに加え、外部からインポートしたIRデータを活用したリアルな音場感を得ることもできる。加えて日々の練習で活躍するルーパー機能も搭載。思いついたフレーズのアイデアを録音するなど、さまざまな用途に活用できる。

操作性もシンプルかつ柔軟。作成した音色を瞬時に呼び出す「MEMORY」モードに加え、任意のエフェクトをダイレクトにコントロールする「MANUAL」モードも用意。さらに、こだわりのエフェクトのセッティングを別の音色づくりに共有できる「STOMPBOX機能」など、演奏スタイルや使用環境に合わせてフレキシブルに使える。

「GT-1000CORE」は、小型で操作性にも優れているので、自宅での練習や楽器制作、レコーディングなどでもサイズを気にせず使うことができる。また、豊富な入出力端子と、ギターアンプや外部エフェクターをコントロールする拡張性も充実。本機を中心としてシステムを構築するなど、さまざまなシチュエーションに柔軟に対応する。

製品情報

◆GT-1000CORE
価格:オープン(市場想定価格 77,000円前後 税込)
発売日:2020年10月24日
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