マイケル・シェンカー、MSGの新作にJ・L・ターナー、R・ロメロ、B・ティッシーが参加
マイケル・シェンカーが、2021年初めにMSGのニュー・アルバム『Immortal』をリリースする。マイケルは16歳のとき、スコーピオンズの1stアルバム『Lonesome Crow(恐怖の蠍団)』(1972年発表)のレコーディングに参加しており、2021年、キャリア50周年を迎える。
◆マイケル・シェンカー画像
現在、レコーディングの最終段階に入ったという『Immortal』は、ヴォーカルにジョー・リン・ターナー、ロニー・ロメロ(ローズ・オブ・ブラック/リッチー・ブラックモアズ・レインボー)、同作を共同プロデュースするマイケル・ヴォス、プライマル・フィアのラルフ・シーパース、ドラムにボド・ショプフ、元TOTOのサイモン・フィリップス、元ホワイトスネイクのブライアン・ティッシーの3人、それにスティーヴ・マン(Key)、元ドッケンのバリー・スパークス(B)、元ドリーム・シアターのデレク・シェリニアン(Key)を迎え制作されているという。
シェンカーは「すごく上手く行ってる。大勢のゲスト・ミュージシャンが参加し、彼らは間違いなく並外れた成功を収める助けとなっている」とコメントしている。「何よりもまず、俺は、俺の長いキャリアを祝うのに相応しいこのスペシャル・アルバムを創るのを助けてくれた全てのミュージシャンにすごく感謝していると言いたい。彼らの素晴らしい貢献にありがとうと言いたい」
ティッシーに関しては「ブライアンは参加するのを喜んでた。彼はマスター・オブ・グルーヴで、6曲でプレイすることになった。信じられないよ。この男は他とはちがう。彼は真にナチュラルでオリジナルだ。彼のインプットにより、このアルバムは頑強で確かなものになった。だから、俺はすごくハッピーだ」と話している。
シェンカーが15歳のときに作り、スコーピオンズの『Lonesome Crow』に収録された「In Search Of The Peace Of Mind(安息を求めて)」を再レコーディングし、ゲイリー・バーデンが最初のヴァースを、続いてロニー・ロメロが歌うほか、ドゥギー・ホワイトとロビン・マッコーリーが50周年を祝う声も入っているそうだ。
現在のところ、シェンカーの66歳の誕生日の2日前、2021年1月8日のリリースを予定している。
Ako Suzuki
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